【今日の一言まとめ】中国からみるビジネスモデル3選⑤
1、国産弱小メーカー「匹克」、スニーカー市場に風穴を開けられるか?
技術力で市場に食い込もうと奮闘する中国メーカーがある。昨年末、ミッドソールに特殊技術を施した「態極(TAICHI)」シリーズを発表した「匹克体育(PEAK SPORT PRODUCTS)」だ。SNSで話題に火が着き、売れ行きも好調だという。
やはりスニーカー市場すごいですね!2016年が1番伸びた年と言われております!
同社が外資系企業と勝負の場にデザインではなく"技術力"を選んだ。19億円32ヶ月間かけ高性能のミッドソールの開発に取り組み、国内のスニーカー愛好家から支持を得た。今までターゲットから、おしゃれな敏感な都心の若年層になり、理由として同社は従来のテレビからチャネルを転換し、インフルエンサーを駆使し商品の認知度、価値を向上させたからだ。また大手企業との戦略的協業を行うこと"で安心感"をユーザーに与えることができた。またその際に起きるユーザーのアンチコメントも早急に対応して次の商品に変化を加える。使用してからのフォローもする事で、ストーリーを作りあげることができたのだ。
やはり常々思うのですがユーザーに使用してもらうだけでなく、また使いたいと思ってもらうことができるコミニュケーションをつくることが大事です。
2、luckin coffeeが警戒すべき本当のライバルはスタバではなくコンビニ
昨年は、luckin coffee(瑞幸珈琲)が総額4億ドル(約446億円)以上を調達するなど、コーヒー業界が急成長を遂げた。luckin coffeeはハイペースで新規出店を進めており、今年中に4500店舗にまで拡大してスターバックスを追い抜く計画だ。しかし、luckin coffeeの本当のライバルは、スタバではなくコンビニかもしれない。
昨年同社はかなり有名になりましたよね!僕は絶対コンビニの中ではセブン派です!!
同社とスタバでは明確に【ターゲット】【コンセプト】が違っていてもともと同じフィールドではなかった。同社は言ってしまえばスタバを高いと思う人がターゲットに存在し、そのセグメントがコンビニユーザーと被ってしまったのです。中国国内でも“コンビニコーヒー”の需要が高まっており、価格としてもコンビニは大規模展開しているため利益率は同社の比べて高い。今後もコンビニコーヒーは加速すると考えられ、同社はコンビニモデルになってしまうのか、大きく展開しているコーヒーショップとしてのモデルをとるのか、はたまた違うモデルか今後が楽しみです。
個人的になんですが、コーヒーのサブスクがもっと広まると嬉しいです!
3、ポップアップショップ運営の「FUSE」 、単なる運営代行業からオフラインのデータ分析業へ
2016年頃から中国ではポップアップショップが爆発的に増え、年平均成長率100%の成長を続けている。ショッピングモールなどの中に小さいスペースを借りて期間限定の店舗を開設するのが普通だが、無人ショーケースでポップアップショップをより手軽にしたサービスを展開しているのが「FUSE」だ。
場所を選ばないポップアップショップ素敵です!新しいコミニュケーションの形が生まれそうです!
ターゲットは25歳〜35歳の流行に敏感な女性。eコマースの企業がリアルに展開する際の課題感を解決することを期待している。同社の強みとして、eコマース企業が求めるオフラインでのビッグデータを分析・提案の形がある。eコマース企業はリアルの場でのコミュニケーションを行うというフェーズは戦略を構築する上で必要とされ、またオンライン上でのデータは正確な分析・活用はできるが、オフライン上でのデータは未知である。
この新しいコミニュケーションは今まで声の届きにくかったユーザーにまでリーチもできる可能性がり、よりサービスが発展する可能性も秘めている。
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