旬を大切にする
先週末、久米島にもずくを取りに行ってきた。久米島で働いている方に先月ワークショップで会って、「もずくがとれる季節においで」と言われたので速攻行くことに決めた。
ガイドブックも何も持たず、申し訳ないくらいに、久米島のみなさんを頼りながらゆったり生活した。夢中で雨の中もずく取りしたり、ぐるっと一周ビーチを回ったり、森のなかでゆっくり対話したり、美味しい沖縄そば食べたり、地元の人とゴミ拾いやバーベキューしたり…。
きれいな景色の中、沢山持ち帰ったものがあるのだけれど、森のなかで話しながらゆっくり考えた「旬」の話がとくに心に残っている。ちなみにもずくの旬は4~6月らしい。
旬を大切にしないと楽しめない
そこで話したことは、ざっくりいうと「人間関係では、終わりを恐れていると、一番歓びの大きい"旬"の部分を逃しちゃう」という話だ。
自分はいつも、終わりが怖くて深いかかわりを避けてきた。「嫌われそう」って思ったら、距離をとって適切な距離感を模索する。悲しみ、怒り、不快感を自分に向けられるのが、刃物を向けられるくらい怖くて、できるだけ自分に感情の対象を向けられないようにしている。
でも、自分が一歩踏み込んで作った人間関係は、歓びも大きい。自分の心に残っているのは、「やっぱり自分が悪いと思って全力で誤って許してもらった経験」や「この人に会いたいと思って、すぐに会いに行った経験」な気がする。
旬な選択を妨げる要因
自分にとって旬な選択を妨げる要因はいくつかあって、例えばこんなものが挙げられる。
- 取れる選択肢が多いこと
- 次の選択肢が見えないこと
- 周りから批判されること
変わったこと、面白いことをやっていると言われることもあるけれど、もともと自分はリスクテイカーではない。上のようなものを一個一個潰して選択をとってきた。
それはたぶん自分を守ってくれた場面も沢山あった一方で、後悔を起こすこともあった。
よくあるビジネス書には、「小さな一歩から始めよう」なんて書いてある。でも、小さな一歩すらとんでもなく怖く感じられるときがある。
旬を味わうポイント
その日その瞬間しか得られない歓びを、終わりへの恐怖で閉ざしてしまうことはしたくない。だから、こんなことに気をつけて生きていきたい。
①失うことを恐れない
②自分の五感で感じる体験を大切にする
③今までの延長線で考えない
ちなみに、このnoteを書いている話を、直感で生きている友だちにした所、「何をそんな当たり前な話をしてんの?」と笑われてしまった。難しく考えてる時点で、まだ旬を味わえる人になってないかもしれないな。
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