「しゃべりのうまさ」を考察する
動画を見ていたり人と話していたりすると、「この人しゃべりうまいわあ」と感じるときがある。
しゃべりがうまい人は聞き手を引き付け、自分の世界に引き込んでいく。
私もそんなしゃべりができるようになりたいものだ。
それはさておき、私の経験上「しゃべりがうまい人」にも、いくつかの系統がある。
しゃべりのうまさは、先天的なものでもあれば意識して変えられるものでもあると思う。
そこで、私が考える、しゃべりがうまい人の系統を3つ紹介する。
・勢いがある
まずは、いわゆる盛り上げ上手。
トーク自体は特別なことを言う訳ではなくても、抑揚の付け方がうまく、場を盛り上げることができる。
ハキハキと大きな声で話す人は、このタイプが多い。
・知識がある
専門家気質でこだわりが強い。
勢いはそこまでないが、おもしろい(興味深い)ネタをもっていて、聞き手の関心を引くタイプ。
明るく振る舞うのは苦手…という方も、熱中している趣味や他人のためになる雑学など、深い知識を持っていれば、それだけでおもしろい。
・ウィットに富んでいる
この人洋画好きだな、という印象。
言い回しや言い換えがうまく、しゃべりに華がある。
勢いや知識とはまた別の、異質な能力。
皮肉っぽくても憎めなかったり、ネガティブな話題も笑いに持っていったりと、才能に依るところは大きい印象。
ただ、知識と同じで洋画のしゃべりを研究したり、勢いと同じで受ける抑揚をつかんだりと、こちらも練習次第で得られる能力だと思う。
私の考える「しゃべりのうまい人」は以上だ。
ちなみに私は好き嫌いが別れやすいような、ちょっとずれているような人種が大好きだ。
そういう人は世間の一般常識からも「ずれている」から、話すだけでおもしろい。
それは完全に先天的な才能、いわゆる天才だ。
凡人の私は自ら見つけた上記3つを磨き、人を引き付けるしゃべりができるように精進する。