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挑戦とは、光に向かって進むのではなく、暗闇に飛び込むこと

いつも応援ありがとうございます、いしぴです。
東京の大手企業から京都の小さなベンチャー企業に転職し、100記事投稿チャレンジ中です。
キャリアチェンジのリアルや、挑戦の中で感じたこととかを包み隠さず投稿してます。
同じように泥臭い挑戦をしている知らない誰かの励みになったり、挑戦する人が増えるきっかけになればいいなと思って書いてます。

1~2分でサクッと読める軽い内容でので、気分転換に読んでいただけると嬉しいです。


■心の弱い人間が挑戦した時に感じるリアルな感情

挑戦に対して、皆さんはどんなイメージでしょう?

退屈な日常の中で強烈な光を見つけ、そこに向かって一直線に向かっていく、そんなイメージでしょうか?

少なくとも僕は、何かを成し得た多くの成功者と呼ばれる人たちが語る「挑戦」からは、そんなイメージを抱いていました。

でも僕は、完膚なきまでの一般人です。

漫画で描かれるとしたら、モブキャラ。
キングダムなら歩兵、ワンピースなら街の人です。

生粋の挑戦者である信やルフィとは、確実に心の強さが違うことを自覚しています。

こういう人間が新しい環境に挑戦してみて実際に感じていること。
それはいままでイメージしていた挑戦とは全く逆の感覚です。

光に向かっているのではなく、漆黒の暗闇に飛び込んでいる、そんな感覚。

なぜそう思ったかというと、とにかく毎日が怖いからです。
それは、暗闇の中で自分の弱さがどんどん出てくるから。

暗闇の中では、ネガティブな想像力が掻き立てられ、その心理状態の中では、心の内側から自分の弱さがどんどんと湧き出てきます。

弱い自分がどんどん出てくる。
そしてその弱さに負け続ける。
自分のことがどんどん嫌いになる。

こんなことを繰り返しています。

RPGで言うなら、初めてのダンジョンで見たことが無い敵がどんどん出てきて、攻撃してもダメージが通らず、自分のHPだけが確実に削られていくような感覚。

でもずっと暗闇の中にいると、少しずつその暗闇にも目が慣れてきます。

今までは真っ暗だったけど、なんかこの辺にこんなものがある。
こっちは行き止まりだとか、本当に少しずつ見えてきます。

そうすると今までは自分の弱さが出てきたときに、10回中10回、全敗していたけど1~2回ぐらい、偶然その弱さに勝てる瞬間が出てきます。

この一瞬の偶然だけが、暗闇の中では心の支えになっています。

■暗闇で得たもの

ネオン街にいると、何となく人も多いし安心するからそこにいたけど、そこで光だと思って掴んだものはいつも偽物、そんな感覚がありました。

いつも強烈な光が降り注ぐ楽しいネオン街では、より強烈な光しか目に入りません。
偽物を掴んではより強烈な光を求めてまた偽物を掴む。
その繰り返し。

でも、暗闇に飛び込んでみると、そもそもネオン街自体が偽物であることに気付きます。
ネオン街は人間の欲と性をよく理解した人たちが創り出した偽物の場所だから、どれだけ探したってそこに本物の光はありません。

もちろん、暗闇に飛び込んだからと言ってまだ光は見えないし、
まだこの暗闇がどこまで続くのか、そもそも終わりがあるのか、
終わりがあったとして、その前に力尽きるかもしれません。

でも少なくとも、自分は暗闇に飛び込むという行動を起こした、ここには誇りを持っていたいと思います。

…と、今回は少し小説風に書いてみました。

本当は挑戦している最中って前向きな発言をするべきなんだと思いますが、僕はなるべく正直な気持ちをさらけ出していくつもりです。

最後に、僕と同じように今まさに挑戦の渦中にいる人にこの言葉を送って終わりたいと思います

”天国への道は 地獄から繋がってる”

UVERworld『Touch off』

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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