【10分でわかる】二酸化炭素の排出を抑えても地球温暖化が止まるかどうかは誰にもわからない理由【カオスなSDGs PART2】
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◆『カオスなSDGs』酒井敏
◇紹介書籍
こんばんは、和希です。
それでは本日もさっそく投稿の内容に入っていきましょう。
今週紹介していく書籍はコチラになります。
2023年4月22日に集英社さんから発行されました、
酒井敏先生の『カオスなSDGs』になります。
パート2は環境問題の本丸を攻めます。
◇紹介書籍概要
また、本書の概要につきましては、
いつもと同じように、下記に載せておきますので、
もし本書について気になった方は、ぜひ下記をご覧ください。
◇本書を選んだ理由
そして、今週の投稿に本書を選んだ理由、そちらにつきましては、
パート1の投稿で詳しく紹介しておりますので、
もし本書を選んだ理由、そちらが気になる方がいましたら、
その方はぜひパート1の投稿をご覧いただければと思います。
◇この投稿の内容
そして、今回のこのパート2の投稿で紹介していく内容というのが、
本書『カオスなSDG』の第三章の、
「地球温暖化とカオス理論」の中で語られているある内容、
現在の温暖化の主要因と言われる二酸化炭素の排出を抑えたからといって、
温暖化がストップするかどうかは本当は誰にもわからない理由
について紹介していきます。
現在、世界中の人々を等しく悩ませている大問題の一つでもあり、
本書『カオスなSDGs』で取り扱っている”SDGs”における、
最も大きなテーマの一つでもあるのが“気候変動”で、
その最たる特徴というのが”地球温暖化”です。
この気候変動における地球温暖化について、
国際連合広報センターのWebページでは次のように紹介されています。
要するに、地球温暖化を引き起こす主な原因となるものは2点あり、
ひとつは化石燃料を燃やした際に発生する”二酸化炭素”、
そして、もうひとつは主にごみの埋め立てで発生する”メタン”です。
すでに前回のパート1の投稿を見ている方であれば、
欧米諸国の多くの国ではプラごみを半分以上も埋め立てており、
上記の解説によれば、それもメタンを発生させている原因にもなりうるので、
「おいっ!」と突っ込みたくなる気もしますが、
今回取り上げる問題というのは、そこではありません。
今回取り上げる問題というのは、それよりさらに根源的な部分。
つまり、地球温暖化と二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスとの関係性です。
と、こんなことを言い出すと、
「いや、そんなのもうわかりきってることでしょ?
だから国連もこうやってメッセージを発しているわけで…」
と、みなさん思われるかもしれません。
というか、わたしだってそう思っていました。
けれど実は、この地球温暖化と温室効果ガスの関係性…
そんなに一筋縄ではいかないらしいんですね。
というのも、本書『カオスなSDGs』の筆者の酒井先生の専門分野は、
「地球流体力学」という分野でして、
これはどういう学問か超簡単にまとめると、
地球上の大気や海流などの"流体"は、
どのように動き、どのように熱せられ変化していくのか、
というのを解明していく学問です。
その専門家である酒井先生が本書『カオスなSDGs』の中で、
先の地球温暖化と温室効果ガスの関係性について、次のように述べています。
そうなんです。その地球の大気を専門にしている酒井先生が、
「確実なことは誰にもわからないのです」
って、本書の中で明言しているんです。
専門家の方がそう仰っているのであれば、
様々なところで「地球温暖化は温室効果ガスのせいだ!」と騒がれていても、
「え、なんでそう思うんだろう?」と気になるのが人間の性だと思います。
なので、今回のこのパート2では、
酒井先生がそのように明言する理由、強いては、
二酸化炭素の排出を抑えたからといって、
温暖化がストップするかどうかは誰にもわからない理由
について紹介していきます。
ぜひ一緒に政治色に塗れていない本当の地球温暖化の姿を見つめ直しましょう。
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