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「ドラフト戦略会議2021」ソフトバンクホークス編

ドラフト会議まで2週間となりました。
セ・パ共に激しい優勝、CS争いが連日続いているので
忘れがちになってしまいますが、年に一度のドラフトを最高に楽しむための記事を書きたいと思います。

私はドラフトを考える時に「土壌論」を軸に考えています。
チームの土壌に合った選手を指名することで、チームは適確な補強ができますし、選手は活躍する可能性が高くなると考えています。

「土壌論」は以下の記事にまとめておりますので、先にそちらの記事を読んで頂けるとより楽しめると思います。

では、今回は私の推しチームである福岡ソフトバンクホークス編です。

〈ホークスの土壌〉
・高校生の指名が多い。→時間はかかってしまうが、一軍戦力に。

・ドラフト中上位での大学生、社会人投手が即戦力になっている。

・近年はAクラスが続いているので、ドラフト1位が重複した場合も抽選が後になるため、なかなか取れない。

・指名傾向としてはバランス型ではなく「一芸に秀でた選手」→時間はかかるが一軍で大成しやすい(高校生は特に)

・複数ポジション守れる選手が多い。

・育成ドラフトから一軍定着する選手が多い。
ただ、活躍する年代としない年代がはっきりしている。
(例 2010年 千賀投手、牧原選手、甲斐選手。
2017年 尾形投手、リチャード選手、周東選手、大竹投手、渡邉投手など)

〈ホークスの課題〉
①ポスト今宮
②先発左腕
③ホームランバッター(サードだと◎)


他にもありますが、2021年で3つ挙げるならこれだと思います。
この3点を意識しながら、獲得オススメ選手を7人挙げたいと思います。

⑴ 森木大智 高知 右投手

個人的に将来性では1番だと思っています。
惜しくも夏の甲子園には出場できませんでしたが、プロでの活躍を考えると肩の消耗は抑えられたのではないでしょうか。
ドラフト1位高校生が時間をかけて一軍戦力になるホークスの土壌にもピッタリだと思っています。

⑵ 隅田知一郎 西日本工業大 左投手

私が考える今年のドラフトのNo.1左腕です。
単独で行ければ一本釣りの可能性もありますが、外れ一位には消えてしまうでしょう。
ホークスはベテランの和田投手、ローテの谷間に笠谷投手と先発左腕は補強ポイントですからね。即戦力左腕は間違いなく欲しいでしょう!
外れ一位に残っていれば指名したいですね!

⑶ 秋山正雲 二松学舎大付 左投手

ピンチになった時にギアが上がるのはプロ向きだと感じました。左投手で右打者のインサイドに強いボールが投げ込めるのは魅力的です。
現在もとても素晴らしい投手ですが、高校生なので将来性も兼ね備えている。
個人的には4位で取れれば最高なのですが、3位でも欲しい選手です。

⑷ 梶原昴希 神奈川大 中堅手

2020年は佐藤輝明選手を1位指名していますし、「大学生」「長距離砲」という検索ワードでヒットするのが梶原選手だと思います。
今年から柳田選手がライトを守ることが増えたので、センターを守れる左の長距離砲は欲しいですね。
私は2位では消えてしまうと思っているので、2位で取れればベスト!

⑸ 野口智哉 関大 遊撃手

大学時代にも外野、サードといろいろなポジションを守れて、現在はショート。
少し荒さはありますが、過去の指名は高校生が多いので良い競争ができるのではないでしょうか。
左打ちで強肩強打のショートなので、各球団が早めの指名をする可能性が高いですね。
私は3位までには消えてしまうのではないかなと考えています。

⑹ 有薗直輝 千葉学芸 三塁手

この夏の甲子園出場はなかったですが、高校生の右の長距離砲と言えば有薗選手の名前が上がるのではないでしょうか。
ホークスは最近リチャード選手が活躍していますが、高校生サードを指名するならば1番のオススメ選手です。

ただ、順位が読めないんですよね。。
将来性を考えれば上位指名もあり得ますが、下位の可能性もあると思います。
5位あたりで取れれば最高ですが、もっと早く指名されると思います。

⑺ 善武志 東芝 右投手

社会人投手なので、指名があるかも分かりません(笑)
もしかしたら今年対象ではないかもしれないのですが、オススメ選手です!
高校から直接社会人野球に進んでいて、過去にはトミージョン手術も経験しています。
しかし、トミージョン手術から2年が経過すると状態が上がってくることがある。という野球界ではよく聞かれる現象によってか、私にはすごく良く見えました!

現在カープの守護神を務めている栗林投手のように、1年目から勝利の方程式にも入れる即戦力だと思います!


今回も長くなってしまいました。。
お付き合い頂きましてありがとうございます!
本当はもっとオススメ選手を挙げたいのですが、今回は7選手にしました。

この調子で他の球団の「ドラフト戦略会議」も開いていくと思いますので、ファンの皆さんは楽しみに待っていてください。
ありがとうございました!


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