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京都の野外彫刻 フィールドワーク54
『北緯35°物語』
1996年 木村 光佑
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設置場所 : 四条河原町交差点南東角
三角錐と球体が組み合わさった幾何学的な立体だ。球体は周囲の風景を映すほどに磨かれている。表面に大陸と大洋が見える大きな石造りの地球儀だ。球面の中央より上に溝がある。これが北緯35°の緯度を示している。四条河原町のこのあたりが北緯35°になるらしい。また,北緯35°の位置に東京,大阪,名古屋から古代中国の西安などの都市につながるらしい。それらに想いを馳せるモニュメントとして『北緯35°物語』と名付けられているのだろう。
作者の木村光佑は版画家として知っていたが,この作品を調べる中で版画だけでなく彫刻や画家,作家としても活躍されていることを知った。
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