京都の野外彫刻 フィールドワーク12
『股間の鳥 - サドル』
1974年 山口牧生
京都国立近代美術館の正面入口北側に設置されている。石の彫刻作品で,表面は丁寧に磨かれ,抽象的な形体です。その少しそり返った形から題名の鳥あるいは自転車のサドルを思い浮かべることができます。
設置された当時は,そうではなかった思いますが,現在の設置場所の近くが駐輪場であるのは偶然なんでしょうか。また,遊具的に作品に乗ることは想定されていない(禁止されているようですが)ようですが、子どもの遊ぶ公園に設置されても面白いと思える作品です。