京都の野外彫刻 フィールドワーク3
「朱装」 清水九兵衛 作
京都文化博物館の建物に付属されたように設置されている。通りに面して,建物の奥の大きなショーケースから現れたようだ。今回は外から作品を見たが,建物の中から横長の大きな窓を通しても作品をみることができるようで,外の風景と作品がどう見えるのか,また機会があれば確かめたい。コンクリートの三角柱から両側に2mを越える「翼」が伸びている。正面から見ると衣文掛けに着物が掛けられた姿である。建物の横に長いショーケースにも見える窓(ガラス)と作品との関係にも親和性がありそうだ。
設置場所: 京都文化博物館東側入り口付近
制昨年:1990年
大きさ: 横約5m,幅約1.5m