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京都の野外彫刻 フィールドワーク 28

『出会う時』

1998年   谷口 淳一


谷口 淳一 1952年生まれ 日展会員、日本美術家連盟会員

設置場所 :  山科駅前通 東側
 山科駅前地区の再開発事業により設置された野外彫刻の一つ。全体のテーマ「新生の碑」-まち・人・出会い-から新たな出会い,未来への視点といったコンセプトで制作された。
 岸壁を思わせる垂直面に階段が続き,その先の頂上付近には反対側へ貫通する空洞がある。そして,頂上には一頭の像がいる。階段左下には動物の顔をした人体が手を合わせている。この二頭はいずれ出会うことがあるのだろうか。「出会う時」までの物語を想像してみるのは面白い。