上馬さんこんにちは⑧
さて、アーサー・ホーランド先生は、日本のキリスト教界ではよく知られている牧師・伝道者の1人です。
近年は、村田諒太さん、浜田ブリトニーさんを受洗に導かれるなど、有名無名を問わず、すべての人のために、世に出て行って福音を宣べ伝える働きを長年続けられています。
その働きの背後には、多くのクリスチャンたちの祈りの支えがあります。
田代まさしさんは、インスタグラムのDMをきっかけに、アーサー先生とコンタクトをとり夫婦ぐるみで親交を持たれているそうです。
私自身は小中学生の頃、親と一緒に初めてアーサー先生のメッセージを聴きましたが、ものすごく面白かった記憶があります。
そんなアーサー先生のスローガンは、「アプローチはファッショナブルに、メッセージはトラディショナルに」というものです。
一方の上馬さんは、「聖なるものを俗なる場に持ち込むことはするが、俗なるものを聖なる場に持ち込むことはしない」というモットーを掲げられています。
どちらもざっくばらんに、なかなか真似しずらい表現形態を使って、伝道をし、福音が届きにくいと思われる人たちのハートをも掴んでいます。
喜んでキリストのために見世物となっているのです。「ユダヤ人にはユダヤ人のように」、この点では完全に聖書を実践していることが分かります。
アーサー先生の場合、新宿・歌舞伎町での最初の路傍伝道の様子を「笑っていいとも!」での明石家さんまさんとタモリさんの雑談コーナーで取り上げられたりしています。
一方の上馬さんの場合、「笑っていいとも!」の最終回を話題にした投稿はありますが、明石家さんまさんとタモリさんとの接点は現状、確認されていません。
余談ですが、アーサー先生や上馬さんに限らず、ユーモアに理解があったり、お笑いが好きな牧師や伝道者、一般信徒は山のようにいます。というか、ほとんどすべてのクリスチャンが面白いことが好きといってもいいのではないでしょうか。
それは、神様がユーモアの性質を持っており、最初に笑いを作られ、人間に笑いを与えてくださった源のお方だからだと思います。
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上馬さんに見習いたいことを続けていきます。
・上馬さんにはメンターがいる
それは、ふざけ担当のお父様でもいらっしゃる、主任牧師の渡辺俊彦先生です。
私は2年前に、自分の通っている教会のメイン礼拝をお休みして、初めて上馬教会の主日礼拝に参加しました。
そのときの説教内容は、教会には珍しく(?)笑いがほとんど一切入っていないシンプルで深みのある語りでした。
・上馬さんは仕事が早い
上馬さんは、ツイッター部のお二方とも、現状独身と思われますが、X(旧ツイッター)では他人の幸せを頻繁に祝福しており、「上馬さんの投稿で有名人の結婚を知った」という声もあるほど素早くお祝いしています。
また、地震のお見舞いメッセージも度々投稿されて、お祈りもシェアされています。
・休み休み続ける
SNS伝道の先駆者の1人であり、「出前牧師カンちゃん」こと菅野直基先生は、どんな体調のときでも毎日SNSの発信を続けておられます。
しかし、上馬さんはときどき投稿を休みながら継続されているようです。
これに関しては、色々な考え方、やり方があっていいのではないでしょうか。
それでは、今回は最後に、今、イエス様を信じたいと思いはじめている方、洗礼を受けようかと悩まれている方に、上記のアーサー先生の言葉を贈ります。
この連載を読んでくださっているすべての皆さんにです。もしかしたら、松本人志さんも例外ではありません。A子さんもです。
現在、奥さんか旦那さんがクリスチャンで、自分はまだ迷っているという方にも、個人的にオススメします。できるだけ早めに洗礼を受けたほうが良いと思います。
もちろん、信仰がないのに、形式だけで洗礼を受けても何の意味もありませんが。
アーサー先生なら、教会を介さなくても、洗礼を受けさせてくれます。教会のこととかは、その後に考えても遅くはありません(多分)
色々事情があって、今は受けられないという場合の方は、たとえ隠れキリシタンのようであっても、信仰を持ち続けてほしいと願っています。
さらに、今はまだ信仰が与えられていない、求道中という方は、聖霊によって信仰が与えられることを、主イエスのお名前を通して天のお父様にお祈りします。
・・・つづく