組織における効果的なリーダーシップとは?
リーダーシップとは、集団の目標達成のために個人やチームに対して行動を促す力のことですが、その影響力は、必ずしも地位によるものではなく、個人の魅力や機能、他のメンバーからの支援にもよります。
リーダーシップにおける理論は4つありますが、今日はそのうちの一つ「類型論」を取り上げてみようと思います。
■類型論
Lippitt.R(リピット)らはアイオワ大学において、小学生を3つのグループに分けて、仮面をつくるという課題を与えました。
3グループには、それぞれ、メンバーとの話し合いを重視する民主的リーダー、リーダーの意向でメンバーや課題を厳しく管理する専制的リーダー、すべてを放ったらかしにする放任的リーダーを割り当てました。
その結果、民主的グループは専制的グループよりも短期的な生産性は低かったものの、長期的な生産性や動機づけ、集団内の安定した関係など、より望ましい影響が見られたことが示されました。
また、Lippitt.Rらは、専制的リーダーのもとではメンバーのリーダーへの依存度や潜在的不満が高まる傾向がみられ、放任リーダーのもとでは生産性もグループのまとまりも低くなるといった問題を見出し、民主的リーダーシップの有効性を確認しました。
私の場合、以前勤めていた会社のリーダーがかなり専制的で、強い口調で指示を出し厳しく管理するタイプでした。
メンバーをきつく縛ることで組織が維持されている感じで、絶えずリーダーの目を気にして、ギスギスした心地の悪い空間でした。
やはり民主的リーダーの下で対話を重視しながら、仕事ができる環境の方が、私の場合も実力を発揮できると思います。なかなか難しいですがね・・
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