叶う夢、叶わぬ夢、そうでもないもの
野球部に入りエースピッチャーになりたかった
甲子園に生きたかった
サッカー部に入りミッドフィルダーになりたかった
ワールドカップに出てキラーパスを出したかった
テニス選手になり全米オープンに出たかった
ロックバンドを組みリードボーカルになって武道館で歌いたかった
若しくはリードギターを担当してキュイーンと唸りたかった
当たり前に全ては浅はかな夢だった
思うは自由の世界
幼少期 無理矢理ネツサマシを飲まされて布団に囲われた
(これは母の心配愛情:ご時世の勘違いのなきよう)
社会人になり無理矢理 穂高の天辺まで行かされた
水は飲むな、バテると狂気
会社という理不尽な場所で責任を預けられた
スピード違反と一方通行逆行で一日に二回捕まった
山でクマに追われた
湿っぽいキャンプ場でテントをムカデの大群に包囲された
ヤマヒルに噛まれ血まみれになった
八ヶ岳で軽く遭難した
北岳の山頂から富士山を見て感動した
(富士山は一位、北岳は二位
その差およそ400メートル)
ウィンブルドンは異国の地
昼寝をしようとすると眠れない
そうでもないときに眠くなる
CからAmに始めて移れた瞬間の感動
そこで進歩は止まった
バラエティ番組は老人と地方ばかりを馬鹿にする
目下の夢は明日が晴れること、草刈りの無事完遂である。
明日のヒルは焼きそばとビール
夢叶うか
たぶん 叶う
ありがたい
でも焼きそば用の豚バラと揚げ玉と紅ショウガはたぶん無い
雲行きは怪しい
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