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バウンスバック
多かれ少なかれほとんどの人は長きにわたるボディブローのような攻撃を受けながら日々の生活をしていると思う。 日々のストレスや、変化した生活環境。 我慢しながら耐えながら繰り返す日々をやり過ごす。
ふとしたきっかけで取りまく状況の一部に奇跡的なバウンスバックの状況を得た。カエルを入れた真水をじわじわと加温していくとカエルはそれに気が付かずに死んでしまう。
もしかしたら長きに渡りそんな茹でカエル状態にあったのかもしれない。それは僕個人の状態を含めて世の中すべてがそうであるような気がする。テレビでは公園での猛暑のニュースをほのぼのとしたタッチで伝え、幸せそうな家族へのインタビュー。子供は水遊びをして大人はソフトクリームを笑いながら食べている。 全てのものが破壊されてしまいそうな猛暑ではあるが想像以上に進行する温暖化、環境の変化に対する危機感が夕方の地域発のニュースではかき消されている。
そのような2024年も後半になりつつある今、起死回生のバウンスバックになり得るかどうか、それは天も知らない。
そんなことはさておきむしろこの暑さが心地よい。
ビール命か。
日は確実に短くなっている。
もう秋だ、と言ったら、まだ夏だよと、笑いながら応えられた。あのレストランのきっちり冷やされたグリーンサラダが食べたい。