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2021年やってはいけなかったこと

2021年買ってよかったもの、やって良かったこと」を書いたものの、2021年は「やってはいけなかったこと」も書いておかねばなるまい。
(自分と同じく)その方面への耐性が弱い人はこれから先は読まないほうがいいかもです、、

(もったいぶるほどのものではないですが)

それは・・「マンガアプリ」です。

もともと、キングダムをこよなく愛しており、単行本は全巻購入、1つの巻をおそらく7、8回ぐらいは読んでいるんですが、これまではそれに加えて、連載されているヤングジャンプを毎週読んでいたんですね。

ところが、今住んでいるところには近くにコンビニがなく、またキングダムしか読まないのも、もったいないとずっと思っていたので、あるとき、もしやと思って、ヤングジャンプのアプリをダウンロードしてみたら、キングダムだけ読める(有料)ようになっているじゃあないか!(ジョジョ風)

ということで、毎週楽しみにキングダムを読んでました(そして、たまにそのアプリで読める"無料マンガ"も少々たしなんでおりました)

ところがある日、Twitterでマンガ好きの知りあいが『「マガポケ」の〇〇が面白い』とつぶやいていて、そんなマンガアプリもあるんだ?!と思って、ダウンロードしたのが運のつき。。
(注意:決してダウンロードしてはいけない!!! ↓↓↓ )

何がヤバいかって、マンガによっては、数話無料で読めちゃうし、なんなら全話無料で読めちゃうし、ランキングを見たら何が面白いがわかっちゃうし、怖いのは、ログインしたら無料で読めるチケットが付与されるし、曜日ごとに更新されるマンガが決まっていて、月曜日はあのマンガ、火曜日はあのマンガというように楽しむことができちゃう。

そして、マンガによっては、毎日一話ずつ無料で読める仕組みになっているものもあり、おもしろいマンガに出会った日には、毎日アプリを立ち上げることになってしまうという「ハマる仕掛け」というか、「習慣化する仕掛け」が随所に施されているので相当ヤバイ・・

ちなみに1話読むごとに「応援コメント」も書けるようになっているんだけど、応援コメントがもう大喜利状態で、うまいこと言ったコメントが「いいね数」の上位を獲得しており、その作品のファンはいかに早く読み、うまいこと言うか(コメントを書くか)に躍起になっている!

そして、おもしろすぎる作品は「もっとペース落としてください、身体に気をつけてください」と読者が作者を気遣うコメントをしていたり(いいね上位)、「頼むから無料じゃなくて有料でポイントを使わせてくれ」と書いていたり(もちろんいいね上位)、話中で「ああ、あのキャラが死んでもうたー!」と思って、コメント欄を覗きにいったら、なぜか作者コメントで「〇〇死んだー!!」とコメントしてあって、え~~!作者がそれ言う?!超ウケる!!という状態なんです。

そして、そうやって読んでいると他のマンガアプリも気になるじゃないですか?

そうやって見つけたのが「ピッコマ」
これも相当ヤバイ!
注意:決してダウンロードしてはいけない! ↓↓↓

このピッコマには、これまた24時間経過したら1話ずつ無料になる仕掛けがあるんですが、マンガによっては5話ずつ無料で読めるようになっていて、無料分の5話を読んだと思ったら、動画を見たら無料で読める×5回 という仕掛けがあって、まあ、可処分所得時間を使う使う。。
そして、たまに、6時と18時にリセットされて、また5話ずつ読めて、動画5回見て、という仕掛けもあって相当やばい。

ちなみに、この仕掛けに抗うべく、もちろんクレバーな私は対策を実施してます。iPhoneには「スクリーンタイム」という機能があり、アプリごとの利用時間を制限できるんですね。

1日15分だけ許可する。
それぐらいならまあ良しにしよう。
息抜きも大事だしね。

・・・
これでこのマンガ時間を制限できると思うじゃないですか?

時間制限を超えたとき、上記のような画面が表示されるんですが、マンガを読んでいた人間はどういう行動をするかというと、「15分後に再通知」を選んでしまうんですよ(ちょっ、ちょっと今いいところなんだよーって)。そして、15分後に表示されると、また「15分後に再通知」を選ぶ。。

っで、あるとき、さすがにヤバい。。
このままだと可処分所得時間がマンガで終わってしまうと危機感を強烈に覚えた大人な私は、アプリをアンインストールすることに!!

これで、もう読まないと思うじゃないですか?

なんと、人間って(習慣化が怖いのか、マンガ脳がヤバいのか)、またインストールするんですよ。電車の待ち時間とか、会社帰りにちょっと息抜きする必要があるというもっともらしい理由をつけて、インストールするんです。っで、ヤバい!これ以上見たらヤバイといってアンインストールして、またインストールする日々を繰り返す。

マンガアプリの行動分析している「中の人」がいたら、アプリをアンインストールしてインストールしている人って、無料マンガ読んだ記録が(アンインストールしたら)リセットされて、また無料で読めるかもしれないを狙ってやっていると思うかもしれませんが(さすがにリセットされない)、

違うんです。理性と本能の強烈な戦いが繰り広げられているんです。

さすがにこんなカスタマージャーニーがあるなんて想像できないじゃないかな?と思いながらやってますがそういうことなんです(といいながら他にもいるんかな?こんな人?笑)。

そんなマンガアプリライフを送っていたら、ある日、昔懐かしのマンガ「CAPETA」に出会いました。

ああ、面白かった記憶があるなと思い、これまた毎日1話ずつ見ていくことになるんですが、ある日、もっとまとめてガッツリ読みたいという衝動にかられました。強烈に。

これはもうあそこに行くしかない!ということで、TSUTAYAコミックでレンタルしようと(昔、近所だった京都の)TSUTAYAにレンタル(読み)に行ったのですが、置いてない。。(あれ?!昔、置いてなかったっけ?)

仕方がないので、他のTSUTAYA店舗でコミックレンタル店の在庫を探すんですが、そもそも(昔のマンガなので)置いてなかったり、家から遠すぎたり、駅から遠かったり(あと在庫リサーチが1店舗ごとに検索しないと検索できないのが使いずらい)。

ネットカフェもあるけど、あの雰囲気が好きじゃないしなぁ、、

あっ、そういえば、ココ壱番屋で見たことがある。ココイチでどんなマンガが置いてあるかわからないかな?とググってみましたが、まあそんなものは検索できない(Googleさんの限界)。ココイチもそれをウリに客寄せできるわけじゃないですしね。こういうときはTwitterだと思って検索しましたが、まあ、「ココイチ&カペタ」でつぶやく人なんてしれてました。。

んー、と考えた結果、
マンガがたくさん置いてあるスーパー銭湯に行ったらあるかも?!と思いついて、「大阪 スパ 漫画」でググる。

おお、ありそうありそう!
ただ、どの銭湯でカペタが置いてあるかは全く不明。それぞれの銭湯のホームページ見てもどんなマンガを置いてあるかなんて、まあホームページに載ってないっすね。。

と、半ばあきらめていたら、
なんと3万冊の貯蔵を誇る「りんくうの湯」のホームページに「コミック検索」機能があるじゃあないか!!!

すごくないですか!?
この仕組みを作ろうと会社にかけあった人は神だよ。
すごいよ、誰だよ。お礼を述べたい。
握手したい!

そしてドキドキしながら検索すると・・・

「あった!!!」

めちゃテンションあがったので、家から電車で1時間半かかるんですが、有休をとって、開店そうそう訪れて、まずは湯舟に使ってリラックスして、完璧な状態で臨もう。マンガのためではなく、心身の疲れを癒すために行くんだ。決してマンガのためだけではない。そうだ、岩盤浴も楽しもう。

そして、当日。

めちゃくちゃ楽しみにりんくうの湯を訪れて、コミックコーナーで「CAPETA」を探すと、あった!ありました!!

・・・っが、

32巻完結のはずが、20巻ぐらいまでしか置いてない。

普段寡黙な私ですが、このときばかりは「えええええええええええええええー」って、小さい声で20秒ぐらい声が漏れでてました(←これ、ほんとにショックなことに出会ったことがある人はわかると思う)

もちろん、何かの間違いというか、ちゃんと返してない行儀の悪い人がいるかもしれない可能性も考慮して、ひととおり見てまわりましたよ、3万冊の本棚を。。ほんとに、すごくすごーく、ズッコケた。。

ないものは仕方ない。わかるよ、買い揃えたときはなかったんでしょ?そこまでの巻しか。あまりに多いから続きを買い揃えるのは難しいし、ネットカフェじゃないから、その義務がないこともわかるよ。大人だし。

でもでもね、言うといてよぉー

※ちなみに、りんくうの湯の前に、そうだ!「京都国際マンガミュージアム」があったじゃない!とも思い(ホームページに所蔵検索機能がある)、探しましたが、やっぱり途中巻までしか置いてなかったです・・なんでやー!

結局、TSUTAYA宅配で申し込んで、最終巻まで堪能しました。

というのが2021年後半の話でしたが、2022年に入るとパタッと読むペースが落ち、もう毎日読まなくなりました。なんだったんでしょうね、あの騒動は・・

みなさんもマンガアプリには気をつけてください。

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