絵を、完成させる
先日、一枚のイラストが完成した。
毎日15〜30分時間を作り、少しずつ進めて3週間で描き上げた。
とても清々しい気分だ。
今回のイラストを描く中で、今まで以上に描くことが楽しいと感じた。
時間はかかったが、完成した時の達成感は格別だった。
今回描いたイラストは、ゲーム「ゼノサーガⅢ」より、KOS-MOSというキャラクターだ。
イラストを描くことは好きだ。しかし、全ての工程が好きといわけでもない。
ここで、自分がどの工程が好きなのかを分析してみる。
今回でいうと、線画〜下塗りの工程はなかなか大変だった。
どうしても作業感が強くなり、危うくイラストを詰むところだった。
それでも、なんとか踏ん張って描き続けた。
その後の仕上げの工程は、とても楽しかった。
一つ一つの作業によって、目に見えてイラストが変化する。まるで命を吹き込んでいるような感覚だ。
イラストを完成させたあと、イラストレーターである「あきまん」さんのツイートが目に止まった。
このツイートを見て、まさに自分のいまの状況と重なることに気づいた。
たしかに、イラストを描いて反応をもらえたり、褒められるのは嬉しい。
しかしそれ以上に、描くことの面白さに気づけた。
そして、自分で描いた絵に驚いた。この感覚はクセになってしまう。たまらない高揚感があった。
正直言うと、今回描いている中で、何度も挫折しそうになった。
上手い人の動画やイラストを参考にしすぎて、自分の絵とのギャップにくじけそうにもなった。
それでも、描くことをやめなかった。
細かいところを見ると、まだまだ粗が目立つだろう。
それでも、今はこれでいい。
ひとまず、絵を完成させられてよかった。
次の絵は、Twitterにてリクエストいただいたものにしようと思う。
時間をかけて、ゆっくりと楽しんでいこうと思う。