見出し画像

四国旅行

死に物狂いで研究と修論を(自分なりに)頑張ったので,2泊3日で四国へ旅行に行く.これまで学問とバイト漬けで卒業旅行に行った事が無いので,ワクワクが止まらない.

行きは成田空港から高松空港へ.少し時間があったので空港でお昼を食べる.久しぶりに食べるフレッシュネスバーガーが美味しい.

飛行機に乗ると,途中で琵琶湖の上空を通過した.
筆者は元・滋賀県民である.

飛行機から見た琵琶湖.地図を作った人ってすごい.
本物の地図.むかし琵琶湖の周りを電車で一周した事がある.

ここで豆知識:実は琵琶湖の北部にはもう一つの湖(余呉湖)がある.知名度向上にご協力願いたい.

そんな感じで高松空港に到着.高松空港には「お遍路さんお休み処」があって良かった.

疲れちゃったお遍路さんは是非高松空港へ.

琴平に行くためにバスに乗って近くの駅まで移動.なぜか降車合図を一度無視されてしまうも,ギリギリ耐えて駅に到着.マイペースなのは田舎のいいところ.琴平電鉄という可愛い電車に乗車する.

通称:琴電

40分くらいで琴電琴平駅に到着.

のどかで綺麗な場所.
全体像はこんな感じ.

歩いて5分くらいで初日の宿に到着.立派な建物.

筆者は金色が好きなのでひと目で気に入った.

実は温泉も有名.

石の形は謎のまま.

中もすごい.

エントランスの様子.客室に向かう途中も装飾が凄かった.

最高のご飯と温泉を満喫した上,念願の温泉卓球もできた.途中から熱が入ってしまい,ラリーが終わる頃にはヘトヘトであった.自販機でアイスを買って食べた後就寝.

2日目.ゴージャスな朝ごはんを頂いた後,こんぴらさんを目指す.

「こんぴらさん」という可愛い語感に騙されてはいけない.筆者はナメていた.
降水確率90%に勝利し頂上を目指す.

こんぴらさんの入り口までは商店街のようになっており,ショッピングが楽しめる.ここでは旅費を管理するためのお財布として,水色のがま口を購入した.ひとつずつ模様が違うのが愛おしい.

ようやく入り口.既にキツい.
入口の時点である程度の標高なのが分かる.
ここから徐々に道が険しくなっていく.

頑張って登ると綺麗な建物と展望台があるエリアに到着.

大半の人はここを頂上だと勘違いして下山していくのだろう.
展望台からの眺め.さらに高みを目指す.

ここからが本番.

ぐんぐん歩いていく.
心折れる前に無事頂上へ到着.
1368段分のご利益が凝縮されたお守りを購入.

下山後さすがにお腹が空いたので,香川の代名詞であるうどんを食べる.
(うどん作り教室を予約していたのだが,諸事情によりキャンセルしてしまった.次来た時はリベンジしたい.)

看板が食欲をそそるうどん屋さんへ入店.

うどんは冷たい方が良さが伝わるかも.両方頂いた.

この後松山まで特急で向かう.電車の時間がギリギリだったので,琴平駅まで本気で歩いて滑り込みセーフ.

在来線で多度津駅まで行き,そこから特急に乗る.乗り換え時間があったので,お土産屋さんの機能を果たしていた駅前のセブンイレブンで骨付き鳥とかを買い込む.

特急で一気に松山まで向かう.
電車旅のお供.筆者もsince 1996である.

おつまみには「おいり」という新種の和菓子を食べた.

特急は海沿いを走っており,眺めは抜群であった.

楽しすぎて,あっという間に松山へ到着.何故かアンパンマンに出迎えられる.(やなせたかし先生は高知出身のはず.)

iPhoneの予測変換で「アンパンマン」より先に「アンパンマングミ」が出るのは私だけだろうか.

松山駅から道後温泉までは,路面電車で移動する.

自動車学校では散々苦しめられた路面電車も,いざ乗るとなると楽しい.(軌道敷内でのルールが面倒であった.)
無事,日本最古の温泉に到着.
駅舎のデザインがとても良い.改札という概念は無い.
キリのいい時間にイベントが発生する時計.
これを見るとトーマスは本物の機関車の特徴をよく捉えているなと感じる.

2泊目の宿に到着.

おもてなしの心が伝わってくる素敵な宿だった.

チェックイン後に温泉街をプラプラしていると,あっという間に晩ご飯の時間.

これに加え鯛めし(炊き込みタイプ)や金目鯛の煮付け等たくさん頂いた.
食べることを強く推奨する.

使い放題のマッサージチェアに癒された後,就寝.

3日目.これまた贅沢な朝食を頂いてから,松山城を目指す.

路面電車の大街道駅からすこし歩くと,リフト・ロープウェー乗り場に到着.

リフトは何歳になってもテンションが上がる.

リフトを降りた後,ソフトクリームやお団子を頂いた.天守閣へ向かう.

石垣の精巧さとスケール感に感動する.
天守閣までの道のり.
関東よりも早く春が到来している.
遂に天守閣が見えた.

お城へ入っていく.

おすすめポイント①:火縄銃が持てる.
おすすめポイント②:日本刀も持てる.
天守閣からの眺めは絶景.道後温泉の辺りまでよく見える.

何やら声が聞こえると思って覗いてみたら,修行が始まっていた.

見ているこっちの気も引き締まる.
渾身の一句を投句しようとしたら用紙が無かった.

ロープウェーでお城を後にすると,ちょうどお昼時.
名物である鯛めしを食べに行く.

Googleレビューは驚異の4.5

いざ入店.

ビールを注ぐ才能が開花した瞬間である.
鯛めし(刺身タイプ).100点満点中100億点.

午前中を満喫したところで,ふたたび道後温泉へ戻る.

有名な道後温泉本館.7月には修理が終わるらしい.

道後温泉(本館)は一度に入れる人数が限られているので,予約を済ませてから時間まで暫しお散歩する.

映えスポット.眩しい.
お抹茶と坊ちゃん団子.美味しすぎるので自宅用のお土産に任命した.
いざ入浴.

入浴後はずっと体がポカポカしていた.いい温泉の証かもしれない.
本館右側の入り口からは,皇族の方専用の浴室エリアが見学できる.貴重な施設をガイド付きで見学できるため,オススメである.

畳の淵のデザインとても重要な意味を持っている.
浴室は地下にある.温泉が湧き出る高さに合わせて設計されたらしい.

道後温泉は周辺エリアも充実しているため,しばらく歩き回ってみる.
まずは本館真横の高台へ.

本館の屋根には,道後温泉を発見したと言われている白鷺の像が設置されている.

次に伊佐爾波神社へ.

こんぴらさんを制覇した我々の足ならば余裕.
新海誠がチラつくのは気のせいだろうか.
ここに入って行く.

伊佐爾波神社には,江戸時代くらいの算額(和算の絵馬)がたくさん保管されている.

ふむふむ.
幾何の問題が多いようだ.
みなさん是非解いてみて下さい.

次は湯築城跡へ.

途中でスタンプラリーを発見し,攻略を目指す.

快晴.写真では見えないが,上に展望台がある.
武家屋敷.今にも動き出しそうな不気味さを感じる.
まさか愛媛に来て地層を見るとは思わなかった.
展望台からは辺りが一望できる.

見事スタンプラリーを制覇し,受付で景品のペーパークラフトと折り紙をもらった.加えて,歴史のビデオを見せてもらった.

にゃー🐈

小腹が空いたので温泉街へ戻り軽食をとる.

道後ビール2種類目は「じゃこ天」ではなく「じゃこカツ」と共に頂いた.

楽しい時間はあっという間で,飛行機の時間が迫ってきた.
高速バスに乗り,泣く泣く松山空港へ向かう.バス停で気のいいおじさんが見送ってくれた.一期一会は旅の醍醐味である.

愛媛が大好きになってしまった.

アクシデントもまた,旅の醍醐味なのかもしれない.
飛行機が2時間半遅れ,帰宅できない事が確定する.

いっそこの旅がずっと続いてくれたらいいのに.

こうして2泊3日の旅は,3泊4日の旅へ変貌.ひとまず晩ご飯を食べる.

道後ビール3種類を制覇出来た.

お土産を買っても尚フライトまで時間を持て余しているので,空港内を散策する.ご当地キャラのみきゃんちゃんが沢山いて可愛い.

筆者は柑橘類の飲食ができないので,かんきつ王国愛媛での肩身は狭い.

展望デッキから,飛んでいく飛行機を眺められる.

ライト兄弟による初の有人動力飛行が1903年である.科学ってすごい.

なんとか飛行機が飛んでくれたお陰で,羽田空港へ到着.
空港直結のホテルへ急遽宿泊する.

ホテルのエントランス.デザインにTokyoを感じる.

流石に体力の限界を迎え,気が付いたら夢の中.

4日目.チェックアウト後に空港内で素敵なキャンディー屋さんを発見.
金太郎飴を作っている様子が見学できた.

職人技+トーク力に皆釘付け.
できたての金太郎飴.かわいいだけじゃ無く美味しい.

先日普通自動車の免許を取ったので,次回は香川の東側や徳島・高知にも足を伸ばしたい.そのために取った免許である.
幸せすぎた.旅終わり.


いいなと思ったら応援しよう!