(本文ふりがなつき)減塩は骨粗しょう症の原因である。半世紀前まで塩は宝だった。もっと塩分を摂取しよう
(見出し題):減塩は骨粗しょう症の原因である。半世紀前まで塩は宝だった。もっと塩分を摂取しよう
人間の筋肉を動かす3大ミネラルはナトリウム(塩)、マグネシウム、カルシウムである。
10年程前に「たけしの家庭の医学」というテレビ番組で見た。
これらのミネラルが不足すると筋肉は正常に動けなくなる。
こむら返りや筋けいれんを起こす。
高血圧で減塩を指示されている年配の方は多いと思う。
高血圧の原因は血管の老化=糖化現象だ。
血流を増やしてやると高血圧は治る。
実際筆者には運動習慣があるから高血圧にならない。
高齢者でも運動習慣がある人は高血圧を免れる。
筆者が減塩食をやった時には低血圧(最高血圧100未満)になったくらいだ。
減塩すると体内の血液量は減る。
血流が減るから減塩は高血圧の改善には逆効果だ。
血流を増やす軽運動が高血圧等の生活習慣病に有効なのは日本糖尿病学会も認めている。
減塩すると血が減り身体に血が行き渡らなくなる。
当然万病の元となる。
医者がなぜ減塩を指示するのかまったく謎だ。
塩が足りなくなると筋肉はまともに動けない。
夜眠っているときも人間は汗をかく。
汗1リットルをかくとおよそ10gの塩分が失われる。
夜中にこむら返りを起こすのはこのせいである。
寝汗で塩分が失われるためだ。
さらに言えば心臓発作が明け方に多いのも寝汗で塩分が失われるせいだろう。
しょっちゅう身体中がつる人はすでに塩分が不足している状態なので、医者が何を言おうと塩を舐めるべきだ。
人によってはマグネシウムも足りない人がいる。
食でマグネシウムを取れればいいのだが、サプリメントで代用してもいい。
筆者の場合、マグネシウムのサプリメントの服用であっさりと長年の不整脈が治った。
医者には40年前にこのことを言って欲しかった。
人間の体は塩やマグネシウムが足りない状態が続くと骨を溶かして調達する。
骨には塩、マグネシウム、カルシウムが含まれているからだ。
減塩処方で塩が足りない状態が続くとどうなるか?
身体は常に骨を溶かして塩を補充することになる。
行き着く先は言わずと知れた骨粗しょう症だ。
腎機能が問題という人もいるだろう。
実はこれも医者の主張がよくわからない。
基本塩分は排出しなくていい。
腎臓がどうあれ恒常性で尿や血液の塩分濃度は0.9%で一定だ。
塩分を摂取して血液量を増やし、血流を多くすれば腎臓組織も刺激され若返る。
軽運動が生活習慣病に効果があるのはそれも理由だ。
塩分を十分に取り血液量が増えるといいことはもっとある。
冷え性が治る。
寒さに強くなる。
便秘知らずとなる。下剤などいらない。海水程度(濃度2〜3%)の食塩水を飲めばいい。
乾燥肌も治る。
手荒れもしにくくなる。
真夏の熱中症にも強くなる。
ほんとうにいいことだらけだ。
現代医学の減塩志向は明らかに間違いだ。
20世紀の半ばまで塩は宝だった。
もっと塩分を取ろう。
後、塩を増やして血液量を増やす時には鉄分を意識して取ろう。
鉄の不足は貧血の原因となる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?