(ふりがなつき)どうすればアキレス腱や前十字靭帯の断裂を防げるのか?(文章を校正・加筆した)
(ツイッタの文章を基本にして加筆した。さらに書き直した)
(文章見出し)どうすればアキレス腱や前十字靭帯*1断裂を防げるのか?(文章を校正・加筆した)
*1 前十字靭帯ー「ぜんじゅうじじんたい」と読む人もいると思うがわかりやすさを考えて「まえじゅうじじんたい」とふりがなをつけた。
【大事】アキレス腱が切れる予兆。経験者が語るアキレス腱断裂前と復帰までの道のり
https://youtu.be/UViJYqAtD8Q @YouTube
アキレス腱が切れる時には予兆がある…なるほどかかとの痛みにはおれも覚えがある。
おれがアキレス腱を切らずに済んだのは運が良かっただけか…(^^;
結論から言うと、アキレス腱や前十字靭帯が切れる理由は栄養(タンパク質とビタミンC)の補給の不足だろう。
(ハムストリングス等の筋肉のケガも同じ理由だろう)
一般人だと使ってない靭帯が老化=糖化して固くもろく弱くなって断裂することが考えられる。
アスリートは絶えず身体を使っているから靭帯組織はいつも柔らかく若いはずだ。
柔らかく若い靭帯組織は強度も高い。
それなのになぜ断裂するのか?
アスリートの中でも練習熱心な人がよくアキレス腱等の腱断裂、靭帯断裂をしている。
人間の体は刺激を受けると作り直される。
四六時中(四六二十四=二十四時間=一日中)いつも作り替えられているらしい。
使った部分は古い靭帯組織を壊して新しく作った組織と入れ替える。
新旧の組織の入れ替え時に靭帯を作り直すための材料が不足すると組織が新しく作れずに古い組織を壊しただけになってしまう。
当然靭帯の強度は落ちる。
強度の落ちた靭帯をそのまま使うと靭帯が断裂するのだろう。
靭帯はタンパク質でできているから作り直すためにはタンパク質の補給が必要となる。
タンパク質を分解して作り直し身体の組織に作り直すためにはビタミンCが必要となる。
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物理的な圧力で骨折、疲労骨折、靭帯断裂の大ケガをする場合はある。
これはしかたがない。
その場合でも靭帯組織が若く柔らかい場合は衝撃を吸収する分だけケガの程度は小さくなるはずだ。
繰り返すが、人間の身体を作り直すためには「タンパク質」とタンパク質を使うための「ビタミンC」の補給が必要となる。
そしてそれはケガの予防にもとても大切だ。
アキレス腱や靭帯だけでなく、使った(鍛えた)筋肉の補強、作り直しにもタンパク質とビタミンCは必要となる。
そして血管が通る部分の方が修復は優先される。
靭帯内部には血管は通っていない。
その分筋肉や骨よりも修復は遅くなる。
再度繰り返す。
腱、靭帯のケガを防ぐには「タンパク質」と「ビタミンC」をとにかく大量に補給することが大切だ。
高校野球やラグビーの連日の猛練習を考えると休息よりも栄養補給の方が大切なのだろう。
高校野球やラグビーの選手たちがあれだけたくさん練習してやっていけるのはとにかく食べるからだろうと考える。
彼らが食べる量は半端ではない。
十分な栄養補給が彼らの猛練習を支えていると考える。
アスリートは牛乳を飲むことも大切だ。
乳脂肪が肝臓機能を高めて栄養の吸収力を高めてくれる。
(肝臓は栄養素も毒素も分解する。)
カルシウムの補給にも役に立つ。
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牛乳は沸かして飲めば下痢をしない。
安い牛乳は殺菌に失敗しているらしく飲むとひどい下痢を起こす。
しっかり殺菌した低脂肪牛乳では下痢をしないが、肝心の乳脂肪が取り除かれている。←だから安い?
乳糖不耐症などないだろう。
赤ちゃんの時はみんな母乳・ミルクで育っている。
乳糖不耐症状は牛乳製品の殺菌ができてないだけだろう。
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おれも牛乳でさんざん下痢ばかりしてて乳糖不耐症だと思い込んでいたが、
1.低脂肪乳では下痢をしない。
2.沸かして飲むと下痢をしない。料理に牛乳を入れて煮込んでも下痢をしない。
3.高い値段のメーカー製品では下痢をしない。
この3点を考えて乳糖不耐症ではないと判断した。
ちなみに成長期にたくさん牛乳を飲むと背が高く大きくなる。
おれも小・中・高の時代にもっと牛乳を飲んでおけばよかったぜ…(^^;
もうひとつ話を付け加える。
トム・マクナブという人の小説で「遥かなるセントラルパーク」というアメリカ大陸横断マラソンの話がある。
この小説は史実に基づいて書かれている。
総距離およそ3,000マイル(4,800km)を毎日40km2回に分けて合計80kmずつ走っていく。
どれくらい負荷をかけると人間の身体は壊れるのかという人体実験だと言ってもいいくらいの話だ。
80km✕60日で4,800kmを走れる計算だがさすがに休養日は必要だろう。
小説では日曜日が休みだった。
栄養補給面では「ランナーたちはヤギのミルクを大量に飲んでいる」と書かれていた。
ヤギのミルクがランナーたちを支えていたらしい。
哺乳動物のミルクは赤ちゃんにとっては完全食品だ。
赤ちゃんは母乳だけで育つ。
実際にミルクは栄養豊富な上、肝臓の分解力を高める。
ランナーの疲労回復にも大いに役に立ったことだろう。
小説の中のヤギのミルクはたぶん沸かして殺菌しただけのヤギの母乳であろう。
現代の牛乳のように薄めたものではなかったことはまちがいない。
他に提供されたのは「ピーナツバターサンド」らしい。
それでは絶対に栄養が不足する。
希釈していないヤギの母乳がそのまま提供されないととランナーたちの身体は持たないだろう。
筋肉を動かす3大ミネラルは塩・マグネシウム・カルシウムだ。
小説の中で言及されていないが塩分も十分に提供されたことはまちがいない。
マグネシウムはピーナツバターから取れるし、カルシウムはヤギのミルクで取れる。
理論的には筋肉を動かす3大ミネラルは十分に補給されている。
脂肪分も必要だがこれもミルクとピーナッツバターで補給されている。
繰り返しになるがこれは史実に基づいた小説だ。
アメリカ大陸横断マラソンは90年前に行われ実際に完走者がいた。
その後もアメリカ大陸横断レースは開かれている。
トム・マクナブは陸上競技経験者でイギリスのナショナル・コーチを務めていた。
自身が書いた本でアスリート達がケガを防ぐことは望んでも故障することは望まないであろう。
これも繰り返しだが現代の市販の牛乳ではアスリートの栄養は不足する。
別にタンパク質とビタミンCの十分な補給が必要となる。
ここで疑問があるのだが、ビタミンCは人間の身体では作れないという。
タンパク質を使うためにはビタミンCが必須だ。
赤ちゃんを考えてみると特段にビタミンCの補給をしなくても1年で身体は2倍以上大きくなる。
摂取した母乳にはビタミンCの代替物質が含まれていることになるのかな?
骨を作るにはビタミンD、Kが必要という。これらの代替物質も母乳には含まれていることになる。
ご存知の方がいたらぜひ教えていただきたい。(^^)/