「終活」って何から始めたらいいの?
「終活」に対する興味関心は、年々増えてきていると感じますが、
具体的に何をしたら良いのか、まず何から始めると良いのか分からないという方が多いのではないかと思います。
今回は、その辺りのことをお話しします。
1.「終活」への関心
【楽天インサイト「終活に関する調査」の結果】を元に見ていきます。
同調査は4月10日~11日、全国の20代~60代の男女1,000人を対象にインターネットで実施されたものです。
■「終活」という言葉を知っていますか?
⇒79.3%およそ8割の方が「知っている」と回答。
■「終活」をする意向がありますか?
⇒40.3%およそ4割が「はい」と回答。
う〜ん!やはり広く認知されてきていることがわかります。
また、4割もの方が「終活」の意向があるということで、これはもう世間の関心は高いと言えますよね。
そして、注目したいのが、年代別の「終活」意向です。
これ実は、30代が46.0%で最も高いという結果が出ていました。
なんと!若い世代の皆さんも気にはなっているんですね。
一方で、
■「終活」について、不安に感じること
⇒最も多い36.0%が「何から手をつけたら良いかわからない」と回答。
冒頭お話しした通り、興味、関心はあるが、具体的イメージがついていないということが現状であるとわかります。
2.「終活」の考え方
このように、「終活」という言葉は、広く知られるようになりましたが、
具体的に何をするのかと言われるとよく分かっていません。
一般的なイメージとしては、
お墓のことや、お葬式、相続のことなんかを思い浮かべますでしょうか。
これらももちろん「終活」のひとつです。
自分自身の死後に備えることですね。モノや想いを引き継ぐこととも言えます。
もうひとつは、生前に対する備えとして、「この先の人生をどう生きたいか」「どういう最期を迎えたいか」
これを考えることも「終活」と言えます。
介護が必要になったとき、どこで、誰に介護を受けたいのか?
例えば、自宅なのか施設なのか、施設と言ってもその種類はさまざまです。
もっと言うと、
それ以前にやりたいこと、やりたいけれどやれていないことはないのか?
それを実現するためにはどうしたら良いか?
「終活」とは、とっても幅が広いのです。
ですから、
自分自身がこれから先どうしていきたいのか?
大事にしていることは何なのか?
そして、それを叶え、守るためには何が必要なのか?
まずは、そういったことを洗い出し、自分自身を「知る」「見つめなおす」ことから始めてみてはいかがでしょうか✨
そうすることで、きっと、その先の行動が変わるはずです。
3.「終活」とは 〜まとめ
「終活」には幅広く、さまざまな活動が含まれます。
これを大きく分けると、以下の3つ。
▶️①自分のエンディングを考えること
▶️②モノを引き継ぐこと
▶️③想いを引き継ぐこと
わたしは、このうち、①から始めてみることをお勧めします。
だけど、これを自分ひとりで考えるのは、結構難しい!ヾ( •́д•̀ ;)ノ
だからこそ、
わたしたち終活カウンセラーがいるのです。
ですが、
これをご自分でも進められるツールもあります。
それが【エンディングノート】です。
これを書くことで、人生の棚卸しができ、
逆算して「今をどう生きるか」を考えることにつながります。
「終活」は、「今をより良く生きるために」必要なことだと考えています。
とすると、
いつ始めたって良い!
いや、むしろ早く始めるほうが良いと思います。
何かしなきゃと思ったのなら、行動するのは「今」!
是非この機会に考えてみてください。
エンディングノートの詳しい書き方、使い方もまた別途書いていきますので、お楽しみに♪
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