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【就職活動をする前に】 どの業界で働く?給料の違い

これから就職しようとしている学生の皆さんが、就職先を漠然と考えている時、まず考えた方が良いのが、どの業界で働くかです。「私はこの企業に入りたい!ここに決めている!」という人も、まずは冷静に自分の入ろうとしている会社はどの業界に属するのかというのは、よく認識しておいた方が良いと思います。

なぜなら、それぞれの会社で全く同じ仕事をしていても、その会社の業界によって給料が大きく異なるからです。業界別の平均年収は以下の通りです。https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/

ざっくり言いますと、金融・商社・医薬品・メディアが上位、製造業が中位、接客等のサービス業が下位になっています。

具体的に言いますと、経理の仕事をやろうと思っている人がいたとします。

そして、その人が商社の経理になるか、工作機械メーカーの経理になるか、ホテルの経理になるかで、給料が大きく変わってきます。

もちろん多くの場合、学生の皆さんは初任給に目が行くと思います。そりゃそうですね、まず自分が入社して働き始めた時、いくらもらえるかは当然気になります。

ただし、10年、20年、働き続けると業界・会社ごとに大きな差が生まれます。

例えばざっくり35歳の経理職で考えると、商社だと900万もしくは1000万円を超えている可能性もあり、工作機械メーカーだと700万円~800万円、あたり、ホテルだと500万円~600万円といったところでしょうか。
※あくまで私のこれまでの情報や経験に基づくものです。

私の友人は、とある物流会社(要はサービス業に分類)に勤めていて、先日、本社の経理課長になりましたが、「年収は530万円です」と赤裸々に愚痴ってくれました笑

もちろん自分の気に入った会社、子供の頃から愛着のある商品・サービスを提供している会社に入りたいという気持ちは良く理解できますが、みんなに認知度の高い会社、要は人気の高い会社は当然ながら応募倍率も高く、激しい競争を勝ち抜いた結果、「あれれ、給与少ない」と愕然としないように、予めその会社の年収を世代別に調べておくと良いでしょう。Openworkなども口コミサイトを利用するのも良いかと思います。

同じ知識・経験を持ち、同じ業務・責任を持ちながら、業界・会社が違うだけで、給料差が2倍以上あるというのもザラにあることです。この点、十分注意しましょう。

では、なぜこのような違いが出るのか、「不公平じゃないか!」と思われるかとも思いますが、それは業界ごとの給与水準、利益体質、横並び気質とかもありますので、別記事でまた語りたいと思います。

お読みいただきまして、ありがとうございます!それではまた!

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