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「研究生活日記」はじめます
「こんばんは。今日もおつかれさまです。」
こんな例文が、noteの投稿記事の冒頭には書かれているのだ。誰がこんな全く血の通っていない定型文でnoteを書き始めるというのだろうか…。謎すぎて参考にしてしまった。
そんなことはともかく、「研究生活日記」を始めます!と勢いで宣言してみる。こういうのは勢いが大事なのだ。勢いがなくなったとき自動消滅するリスクを多分にはらみながらも恐れずスタートを切ってみる。
わたしはボディーワーカーという職業をメインアイデンティティとして、個人セッションや「身体性」というキーワード周りにチョコマカといろいろな仕事をやっている40代なかばの事業主であり、10歳のカワイコチャンの母であり、一家の中ではほぼ大黒柱的な動きをしているのだが、物心ついてからずーっと、真のメインアイディンティティは「研究者」として生きていると思っている。
このあたりの話は長くなるのでいったん端折りますが、ご興味のあるかたはこちらなどお読みくださいませ。
▼プロフィール
▼ボディーワークって?
なにしろいろいろあって、出来心で、昨年より、東北大学医学部の大学院研究生として研究も始めてしまいました。いつか研究生活に戻りたいとぼんやりとは思っていましたが、始めてみたら大変すぎて白目になっています。
ボディーワーカーになる前は宇宙物理学を研究していたのですが、当たり前ですが、ブラックホールを研究するのと「ヒト」を研究するのでは研究周りの必要な手続きがぜんぜん違うのです!
私の場合は、横浜在住でありながら東北大学で研究をしていていますから、ほぼ都内の分室でミーティングをしているとはいえ「通学」だけでもさまざまなコストが掛かります。しかも研究生として学費を払いつつ、仕事の時間を削って(削れるのが自営のいいところでではありますが削れてしまうのがデメリットでもあります)時間とエネルギーを捻出しているので、まったくもって経済が心配です。
よく、「好きなことだけやろう!」のような、耳障りよくリスクの高い人生へ陽動する輩がいますが、好きなことだけやっていると安定とは無縁の人生になります。そしてそれが私である。
リスクを犯して自分に正直な人生を歩んでいると言うとカッコいいが、実態は好きなこと以外、あるいはごく僅かなニッチな得意領域以外のほとんどすべてのことが人並みにできずヒドイ、というその資質のムラっけが結果的にそのまま生き方になってしまったに過ぎない。関数で言えばデルタ関数。
↑はいこちらディラックの「デルタ関数」。一点のピーク以外なにもないという関数が他人とは思えず、もっとも感情移入してしまう関数である。
起業家あるあるのADHD的気質とも言えるのですが、何しろ長い話を短くすると。
①研究生活始まって嬉しい。大変だけど刺激的な毎日。いろんな事があるのにアウトプットが追いつかない!
②でも私これからいつ仕事する時間取れるの?経済ヤバい。
③カンと縁だけで始めてしまった研究生活だけれど、絶対面白い研究になると思う。みなさんにも役立つ研究をしていきたい。それを刻々とシェアしたい。
ということで、「研究生活日記」を有料マガジンで書いていくことにしました!
が、それほど面白いことを書いていくかもわかりませんし、何より有料記事を書くプレッシャーを自分に課して動きを重くしたくないので基本的に全文無料で公開します。
そのパッションと業の深さを応援してあげるよ!という方は寄付・研究費カンパのつもりでぜひご購読ください。買ってくださると、仙台への往復の新幹線で牛タン弁当など食すことが出来るようになるでしょう。それが研究への活力となりましょう。間接的に世界平和に投資することになるかも知れません。
さっそく、超重量の教科書を買いました。
いいいいいちまんごせんえん。1500ページ。高い厚い重い。でも面白い!この手の専門書でばんばんお金が飛んでいきますよう〜。
これまでボディーワーカーとしてみていた、「ヒトの心と身体」の世界。わたしは主に「神経」というキーワードにたどり着き、そこから様々なことを見てきました。おかげさまで、大して宣伝もせずに、個人セッションも自主開催の講座もコンスタントにお申し込みをいただき、コロナ後の1年はよりフィールドを広げて「心と身体」「ひととは、生命とは」をお話する機会をいただくようになりました。社団法人OurDynamicsも設立し、組織開発と身体性というコラボレーションの場にも立たせていただくようになりました。
ここに「医学」と「脳」という視点が加わったら何が見えるのだろう。これまでちまちまと独学で学んできたことが、このカンデル一冊をざっと見ただけで「あれ、この本一冊読んでおけばよかったんじゃあ?!」と思うくらい、新しい面でつながって行くのを感じます。
脳、やばい。面白い。創造主の設計図がここにもある!わくわく。
わたしは知りたい。「しあわせ、とは一体どのような”状態”なのか」を。
そして設計者の意図は、私たちや私たちが生きるこの宇宙のデザインに込められていると感じている。その意図を、私たちにとっての真実を知りたくて、あらゆることをやっている。
きっと、また大騒ぎしながら、なにか「まんまと宇宙にはめられました感」たっぷりではありますが、この道を進んでいくのだと思います。四十にして惑わず、って言ったやつ、ちょっと体育館の裏来い。まだまだ惑ってやる(?!)
研究の内容自体は、あんまり言えないことも多いのですが、わたしが日々学び、感じ、味わうことを、なまなましくシェアしていきたいと思います。何しろ医学に関しては、完全に初学者です。学びの過程もシェア。
ああ、どうなってしまうのだろう私の人生。半年後が本当に読めない。11月にはなんと、学会で2コマ発表しないといけないのだ!恐怖しか無い…。まだ倫理審査も通っていないのに…。恐怖しか無い…(2回目)。
応援していただけたら嬉しいです!!是非応援してください!
正直有料マガジンがナニモノであるのかもよく分かっていないのですが(ひど)、ひとまずスタートいたします。
すでに今日書きたいことが書き始めることも出来ずに初回を終えますが、不定期気まぐれ研究生活日記、どうぞよろしくお願いいたします。
コラムはコラムで別途書きますね。
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オガサワラカズハ研究生活応援マガジン
ボディーワーカーをしつつ、尽きることのない人の「心と身体」への興味に突き動かされ、東北大学医学部大学院で「拡張した心」をテーマとする研究生…
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