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8-90年代の電源トラブルの多くは電解コンデンサの不良

レコーディング・音楽制作で40年くらいMOTUのソフトウエアを使っていて、オーディオインターフェースも同社のものだと連携便利なので使っていますが、これまで何度電源の故障に見舞われたか。それも大抵はスイッチング電源モジュールの電源コンデンサーの不良が9割です。

先日ウチでなくリハスタで録ろうとmotuのインターフェースを持ち出してスタジオに行ったらそのタイミングで立ち上がらないの。立ちあがろうたしてカチッとリレーが動くとこで落ちるの。
この子は外部電源で9-20Vくらいの1Aくらいあれば動くんですが立ち上がる時にそれが足りなくなるんですね。
ACアダプターをパキパキっと開けたらエレクトリックなやばい臭いがしてコンデンサーが腫れていました。

いつものように電解コンデンサーを交換しました。

この写真はう交換しちゃったあとですが出力に近いところの電解コンデンサー470μF/25Vが2個もとてっぺんが腫れていました。

まあ腫れてたら容量が抜けているとかときには電流が漏れてその前段に負担がかかっていることが多いです。

MOTUの828シリーズを修理した動画があるので宜しければご覧ください。

さっき9割と書きましたが、80年代のオーディオ系の電源やタープレコーダーなどに使われているタンタルコンデンサーというのがあって、こいつが壊れるとヒューズが飛ぶ、発煙する、燃え切る、と言うパターンがややあります。
あと一つはプリント基板のパターン割れで移動して使うシンセなんかに多いです。このパターンでは振動や変形を与えると症状がへんかします。

修理のコツは観察です。まず目視、その次にちょんって振動をあたえてみたりします。

また書きますね

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