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キングダム第686話考察・痛み

ネタバレ⚠

こんにちは、KAZUMAです。下記は前回の考察です。

第687話はヤングジャンプNo.35号でお読み頂けます。

いよいよ、秦軍が総崩れです。改めて勢力図を更新しておきます。

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秦右翼は、雷土が捕縛。自白のために拷問されている最中です。新・龍白公が雷土のいなくなった秦右翼に追撃を開始、ほぼ壊滅の模様です。

秦中央軍は、厘玉軍が虎白公軍の攻撃により四散。もはや軍としての体を為していません。黒桜軍も、攻撃の矛先を向けてきた虎白公軍によって退却へ。こちらも立て直しが必要なほど打撃を受けました。桓騎は既に退却済みとのことです。

勢力図を見てみると、玉鳳隊2万も半数以上が壊滅、厘玉軍2万もほぼ壊滅、黒桜軍も退却に、雷土軍も壊滅となると…残党は置いといて、残っているのは李信のいる飛信隊のみ。桓騎軍8万は、おそらく半分の4万以下になってるでしょう。

つまり、飛信隊を除くともともとこの戦いに参戦した桓騎軍はほぼ壊滅という状況に。起死回生の一撃を狙っている桓騎は、一体どのように動くのでしょうか。

ここで再び、桓騎の対趙戦における快進撃を見てみましょう。

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秦の趙攻略において、紀元前234~233年の「平陽の戦い」はほんの序盤戦。ここで桓騎は趙将・扈輒を討ち破るわけです。個人的に…これは私見なのですが、現在のキングダムの桓騎軍の惨状から、扈輒を殺し、その後の「紀元前233年・武城の戦い」を経て、「紀元前233年肥下の戦い」に快進撃を続けるのは、「ちょっと無理なんじゃない?」かと。

今回、平陽の戦いで桓騎軍はほぼ壊滅。ここから立ち直すことは正直、無理に近いです。拷問をさせたら中華一の砂鬼一家、気性が荒いゼノウ一家が平陽の戦いに登場していないため、もしかしたら温存している可能性もありますね。

ただ現状から察すると、桓騎軍の中心部隊としてその後の快進撃を支えるのは、飛信隊なのかもしれません。但し、気になることもあります。

この「平陽の戦い」において桓騎が扈輒殺害に加え、趙兵10万人強を殺害することです。キングダムの現行ストーリーから見て、真正面から戦って10万を殺せる兵数ではないですし、仮に桓騎が趙兵10万を生き埋め等の処刑にした場合、李信は性格的にそれに迎合することはないことです。

そう考えると、李信は葛藤の中で戦うことになる。

一方、李信が大将軍になるためには、趙攻略において大きな武功を挙げる必要もあります。最も貢献する桓騎の下についていなければ、武功を挙げるチャンスは来ないのです。史実によれば、邯鄲を陥落させるまでに桓騎は戦線を離れるわけですから、第一功に近い武功を得るのが桓騎軍に従軍し活躍した李信だということになったとしても、ストーリーとしてはおかしくないです。

それにしても桓騎軍、ボロボロにし過ぎたのでは…と。

お読み頂きありがとうございました。


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