第818話考察・最後尾の騰
ネタバレ注意です。
キングダム本誌では、秦vs韓が開始されました。秦は中華統一へ向けた重要な一戦であり、韓にとっては存亡を賭けた戦いです。秦は対趙を見据えて、兵士の消耗を極限まで抑えなければなりません。
そんな中、練兵後の初戦で、かつ、経験の無い「歩兵たち」が秦軍の足を引っ張りつつあります。想定されていたこととは言え、このまま秦軍が韓軍を大敗させることは難しい状況で、秦軍にも相当数の被害が出てしまいます。
鍵を握っているのは、隠密行動に出た大将軍・騰。
その騰の動きについては、前回の考察で「あの小娘を連れてくるのでしょうか」と予想していました。
小娘登場です。韓の寧姫です。
おそらく寧姫は「南陽」で何が起きていたかを知り、秦が韓を蹂躙するつもりがないということに気づいたはずです。秦による「新しい統治」を目にした寧姫が戦場にやって来た理由は1つ。それは韓と秦の不毛な戦を止めることだと思います。
さて、寧姫は韓の将軍たちを説得できるのでしょうか。将軍たちを説得するということは、つまり、韓の王都・新鄭を無血開城するという流れに繋がります。
裏で根回ししていた騰のしたたかさと、韓を導く寧姫の決断に、要注目です。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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