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答え合わせだよ!【持ち物編】地球半周の子連れ旅行

2024年8月、地球半周旅行に出発する前、持っていく持ち物を「【持ち物編】地球半周の子連れ旅行」として記載しました。

このページでは、実際に旅行して「役に立った」「立たなかった」などのレビューをしていこうと思います。

↓↓↓大切なことですので再掲します。↓↓↓

旅行会社のサイトやガイドブックに掲載しているリストに載っているものは、当然のものとして割愛しています。
全ての方に役に立つとは思っていません。
子連れの方、旅行の日数が長い方、乗り継ぎが多い方、治安が怪しいところに行く方、にとってちょっとでも気づきになれば幸いです。

セキュリティ関連

「パスポートのコピー」というのは巷の持ち物リストにはよく書いてありますが、私は「パスポートのコピー」の他に以下のコピーを持っていくようにしています。

⇒追記します

先日、旅ユーチューバーの方にお会いする機会があり、この話をしました。
彼はパスポートのコピーの他、戸籍謄本もカバンに忍ばせているそうです。
確かに、大使館でパスポートの再発行や「帰国のための渡航書」を発行もらう場合は、戸籍謄本が必要になりますので、万々が一のために持っておくべきかな、と思いました。


預ける荷物の写真
ロストバゲージに遭った際、頭がパニくっている中で、係の人に荷物の形や色や大きさを英語で説明するのはなかなか大変な作業です。
写真のほか、寸法(縦/横/高さ)も書き記しておくと、なお好しです。

評価:◎

ロストバゲージには幸いにも遭いませんでしたが、帰国時に乗り合わせた他のお客さんに大量のロストバゲージが発生していたそうです。
遅延はもちろん、天候不順や戦争・騒乱、空港職員のストライキもロストバゲージが発生する原因ですので、備えるべきと思います。

ちなみに、スーツケースに入れていた荷物のうち、双眼鏡の形状がパイプ爆弾に似ていた(?多分…)ため、アンマンで一時預かりとなりました。

クレジットカードのコピー
紛失したり盗難に遭ったりした際、すぐに止めてもらう必要があるのでカードの裏表をコピーしておきます。

評価:○(必要なのは16or15桁のカード番号と、問い合わせ先)

生まれて初めて「クレジットカードをなくす」という経験をしました。
(しかも2回・・・)
eSIMとSkypeを持っていたため、無くしたとわかった時点かつその場で日本のコールセンターに電話をし、事なきを得ました。
コピーを持っておいてホントに助かった、と実感しましたが、そのコピーが盗難に遭うと、それを悪用される可能性も考えられます。
カード番号と問い合わせ先だけ書き写しておくか、3桁ないし4桁のセキュリティ番号を隠してコピーを取るか、という工夫が必要です。

e-チケットのコピー
入国審査の際、「帰りの航空券は持っているんだろうね?」というのはよく問われます。これを見せれば一発なので携帯しておくようにしています。

評価:○(あくまでチェックが厳しい国向けorトラブった時用)

入国審査の際、パスポートにe-チケットのコピーを挟むようにしているのですが、入国した6か国ともチェックしている審査官はいませんでした。
(シンガポールは無人でしたし・・・。)

ホテルの予約書のコピー
同じく入国審査の際、「滞在先」もよく問われるので、少なくとも一泊目は携帯しておくようにしています。
また、ホテルでも予約書を差し出せば「check in please」だけで手続きを進めてくれるので、英語が苦手の人にはおススメです。

評価:○(アメリカや中国の入国審査はあったほうがいいかも)

サファリロッジの敷地内に入る前の検問所でこれを差し出しました。
それ以外は出番はなかったかな・・・。
あと、 Expediaやbookingなどの予約サイト経由で予約した際は、トラブルに巻き込まれないためにも持参したほうがいいかな、と思います。
(エビデンスは強いです。)


保険証のコピー
保険証はほぼ自宅に置いていくのですが、帰国後すぐに医療機関に行きたい時に備えて家族分のコピーを持つようにしています。

評価:?(あるに越したことはない)

持っていくのを忘れてました。

カモフラージュの財布とスマホ
本来は毎回用意しておくべきものかもしれませんが、今回は特に治安状況がよろしくないヨハネスブルグを通るので用意しておこうと考えています。

評価:△(実際にそんな場面に遭遇して差し出せるか疑問。
  ・・・ってか、まずそんな所に行くな。)

持ってはいきましたが、いざ必要なエリアを通るときには、リュックの奥底に入っていました。
強盗はそもそも対策の立てようがないので、まずそんなところに近づかない。それに尽きると思います。
それよりもスリ・置き引き対策を万全にすべきかと。


通信関連

eSIM
https://www.airalo.com/ja
前回アメリカで利用したプランは「容量3GB、有効期間30日、価格$11」で、実際には5日間で約2GBの使用量でした。
今回は複数の国を行くので、グローバルプラン「容量5GB、有効期間60日、価格$35」を利用する予定です。

評価:◎(花マル!!)

日本を出国する前にアクティベートしてから、帰国するまでスマホの設定作業等は一切なし。本当に助かりました。
使用した容量は13日間で約3.5GB。
うち3日間を終日カーナビとして利用しましたが、それでも余裕でした。


VPN
NORDVPN:https://nordvpn.com/ja/
今回、試しに契約しようと思っています。
セキュリティ対策なのはもちろんですが、日本を離れるとアクセスできなくなるサイトへの接続を確保するためです。
用途としては、インターネットバンキングに接続して海外キャッシングした後にソッコーで返済する、ラジコで日本のラジオが聴取可能になる、と言ったところです。

評価:○(旅行中も決済イベントが発生するならば)

旅行中、スマホやPCの使用用途が単なる検索や動画視聴でしたら必要ないかな、と思います。
ビジネス用途やクレジット決済が発生するなら対策は立てておくべき、と思います。
ただ、VPN経由でもラジコが聞けないことがありましたし、ホテルのwifi経由でなぜかラジコが聞けたりやインターネットバンキングがつながったり、と当初聞いていた内容と異なる状況だったため、よくわかりませんでした。

skype
https://www.skype.com/ja/
日本に電話する必要があるときに重宝します。実際にこれまでに何度か救われました。 出国前にいくらかチャージするようにしています。

評価:◎(今回のMVP!!)

今回も救われました。
上述通り、台北とヨハネスブルグでクレジットカードを紛失しましたが、その場で日本のコールセンターに電話して、止めてもらうことができました。

困ったら日本のコールセンターに電話できる手段を持っておく。これだけでも安心感が全然違いました。

補足(気づいたこと)

これまで、スマホは壊れたり故障したり紛失しても何とかなるだろう、と考えていましたが、活用度(依存度)を考えると現金を無くす以上に深刻なことだと実感しました。
今後は、以下のようなリカバリー計画も頭に入れておくべきかと。

  1. 出発直前にバックアップとリカバリー方法を把握しておく。

  2. スマホがないとクリティカルにマズいこと、なくても何とかなることを把握しておく。

  3. 街の電気屋さん・電話屋さんを調べておく。(購入することも念頭に。)

  4. ホテルでセットアップとeSIMのインストールができる環境か調べる。


家電関連

ケトル
国内のホテルでは備え付けのモノを普通に使っていますが、海外となるとそもそも備え付けてなかったり、あっても「大丈夫かな・・・」ということもあって折り畳み式のケトルを持つことにしました。

評価:△(ホテルでどう過ごすか、で判断すべし。)

約2週間の旅行で使ったのは一回だけでした。しかも、サトウのごはんを湯煎で温める、という特殊な使い方で。
五つ星ホテルですと、客室係がお湯が入ったポットを持ってきてくれますし、ホステルならば共用キッチンで沸かせばよいですので、必須ではないと思います。


ドライヤー・ヘアアイロン
こちらも「必須ではない」持ち物の部類に属しますが。。。
それに、海外のホテルで強い風量のドライヤーに出会ったことがないので、パナソニックの海外対応版を持っていくことにしています。

評価:○(女性は持っておいて安心)

幸い、泊まったホテルはドライヤーが備わっていました。
ただ、ドライヤーがないとそれなりに往生するイベントですのでこれはあったほうがいいかな、と思います。


延長コード
充電器やアダプタでコンセントが埋まりそうになる時に重宝します。

評価:◎(変換プラグと0.5m程度の延長コードで安心)

充電アダプターやモバイルバッテリーで隣のコンセントをふさいでしまったり、自身の重さで抜け落ちたり、ということがあったのですが、この組み合わせでほぼ解決出来ました。


食べ物(非常食)

フリーズドライの味噌汁、日清食品「お椀で食べるシリーズ」
いよいよ食べるものがないという時に。
器はホテルのマグカップを使っています。

評価:◎(これが最適解かも)

移動に時間がかかって、食事をとるタイミングがなかった、という時の食事としました。
スーツケースのスペースを取りますが、軽いので重宝しました。
味噌汁も、単体だと物足りないですが、機内食で食べなかったパンのお供にすれば、それなりに空腹をしのげます。


サトウのごはんとジップロック(あと海苔とふりかけ)
ご飯をジップロックにあけ、ケトルで湯煎するとホテルの部屋でご飯を食べることができる、というブログを読み、今回試しに持っていこうと思っています。
ふりかけをまぶせばおにぎりが作れるので、どこかで登場するかと。

評価:○(助かったけど、重いのが難)

ヨルダン入りした際、飛行機が遅延したのもあって、ホテルに入ったのが23:00を回っていました。
その時におにぎりと味噌汁を作って、子どもたちに食べさせました。

非常食としては最強ですが、重量もあります。
子どもや親を連れての旅行で、かつ日本食チェーンがない国や街に行く時ならば、持って行って損はないと思います。 


サントリー やさしい麦茶 濃縮タイプ
海外に行くとだいたい「コーラ」「甘ったるいジュース」「何味?なジュース」「ミネラルウォーター」の4択になります。(個人的偏見強め)
よって、冷たい無糖飲料の入手はハードルが相当上がります。
とはいえ、2リットルのお茶を持って行くわけにはいきませんので、これを2~3缶持っていきます。

評価:△(助かったけど、粉末でもよいと思う)

ペトラ遺跡のトレッキングの時に使いました。
あらかじめ投入するタイミングを決めていたので、持ち運びする重さは気になりませんでしたが、「非常食」の用途ならばやはり重いと思います。
粉末タイプもあるので、次回持って行くときは検討してみようと思います。

カルピスなどのポーション
普段飲んでいる飲み物のポーションがあれば持っていくようにしています。
昆布茶
出汁とうどん、ほどではないけど、「うま味」に飢える時があります。
そのとき用に。

評価:?(持って行きませんでした。)

アジアだと、コンビニに行けば何かしら買える気がします。
アメリカ旅行だったら持って行ったほうがいいかも。

飴(男梅、のど飴、塩飴、果汁入り飴などをジップロックに) 
「アメちゃんあげよか?」は世界共通です(笑)
コミュニケーションツールにもなります。

評価:○(ただし、アソートタイプで。)

「アメちゃんあげよか?」の場面はなかったですが、数種類の飴を持って行き、それなりに消費しました。
ただ、かなり余りましたので、次は半分の量にします。


カロリーメイトとポカリスエットの粉
体調を壊したときの必須アイテムです。

評価:○(これこそ非常食)

利用場面はありませんでしたが、あると安心です。


紙皿
スーパーや市場で果物を買ったときに重宝しています。

評価:○(場所を取らない程度で)

深皿系の紙皿がおススメです。カップうどんの取り分けに重宝しました。


コンビニのフォーク、スプーン、割りばし
お弁当屋など、プラスチックのカトラリーは普段から捨てずにとっておくようにしています。
ただ、最近は機内食のカトラリーもプラスチックが多いので、それをもらうというのも手だと思います。

評価:○(割り箸だけでよい)

逆に言えば、割り箸さえあれば何とかしのげます。


衣服

ユニクロのウルトラライトダウン
8月の出発ですが、外国エアラインの機内は容赦なく寒い時がありますので、機内持ち込みのカバンに忍ばせています。
就寝時にこれを着て、ブランケットを膝や腰に回しています。

評価:◎(長距離便の必須アイテム)

他のブロガーさんやユーチューバーの方もゲキ推ししている通り、これがあるとないとで、快適さが全然変わります。


衛生関連

・便座シート
・ウェットティッシュ
ウェットティッシュは赤ちゃん用お尻拭きでもいいです。むしろお尻拭きの方が使い勝手がいいですし、食事時でも使えます。

評価:◎(ただし、アルコール入りウェットティッシュで十分)

食卓を拭く用と便座を拭く用は、分ける必要はないと思います。
(アルコールに弱い方、もとくは子供連れの場合は、ノンアルコールのウェットティッシュも用意してください。)


・トイレットペーパー
トイレットペーパーは芯を抜いて潰しておくと、携帯性が上がります。

評価:◎(世界遺産の公衆トイレでも必要だった)

ペトラ遺跡の入り口前にある女子トイレは、トイレットペーパーがなかったそうです。
ティッシュとして普段使いもできるので、持って行くべきです。

虫対策
・押すだけベープ
・ディート高配合の虫よけスプレー

評価:○(トコジラミ対策としても活用できる)

クルーガー国立公園でのマラリア対策として持って行きました。
ヤバさはあまり感じませんでしたが、一応対策をして就寝していました。
それよりも、トコジラミ対策として虫よけスプレーを塗って寝るのが、今後の実用的な使い方になると思います。

洗濯

今回、洗濯は2回行う予定です。いずれもランドリーはなく、風呂場での手洗いになると思われます。
・洗剤
溶けやすさからいつも液体洗剤を使っています。

評価:△(洗剤はもっと持って行くべきだった・・・)

ほぼ毎日洗濯していました。最終日はランドリーに頼りました。
小学生と中学生を連れる家族旅行となると、量も多いです。
少なくとも2日に1回は洗濯に時間と労力が割かれる、という認識を持っておいたほうがいいと思います。

折り畳みハンガー
今回持参するハンガーです。なぜこれを持参するかというと・・・
ハンガーはこれまで、ホテルのクローゼットから拝借していましたが、盗難対策が施されたハンガーも多くなったためです。

評価:○(いくつあってもいい!)

ちょっと場所を持って行くべきと思います。

バケツ代わりのトートバック
携帯の洗面器という便利グッズもあるのですが、普段はトートバックとして使えるので、一石二鳥です。

評価:○(洗濯の量が多いならば助かる)

家族旅行、つまり洗濯量が多いので助かりましたが、単身やカップルで、ならばほぼ不要です。


セームタオル
これまでの洗濯は、濯いだあとの脱水作業が大変でした。
今回、この吸水性抜群のタオルに洗濯物をクルクルッと巻いて、脱水効率を上げようと思います。

評価:◎(洗濯部門MVP!)

こんなに脱水できるのか!というぐらい洗濯物の脱水に役立ちました。
これのおかげで浴室干しでも一晩で乾きました。今後のマストアイテムです。


パッキング

・ガムテープ 
芯は抜いておきます。
・梱包用ラップ
ホームセンターで手に入ります。梱包にも使えますし、補修の応急措置にも使えます。

評価:△(どちらかでよい)

ガムテープは使いませんでした。使い場面があったとしても梱包用ラップで事足りました。

医療用のPPボトル

評価:○(蓋の耐久性が今後の課題)

前回の旅行より活用していましたが、今回蓋が割れるトラブルがあり、予備用に移し替えました。
万能ではなさそうですが、安価ですし次回も使おうと思っています。

子供を連れて行くようになると、様々な薬類も持って行くようになりました。
主に、過去に小児科で処方され使いきれなかった処方薬を持っていくようにしています。ここは個人差があるのであくまで参考までに記載します。(使用期限はチェックしてください。)

評価:-(評価できず)

この項については、個々人に拠る事柄ですので、評価は割愛します。
ちなみに我が家は、健康面のトラブルは幸いありませんでした。
(しいて言えば、娘がアフリカで軽く下痢をした、程度でした。)


コミュニケーション

お絵描きボード
市場で値段が分からなければ数字を書いたり、中華圏ならば、発音がわからなくても漢字を書けば通じるなど使い勝手もよいです。

評価:◎(小さいスケッチブックでも可)

台北で何度か使いました。地下鉄の有人窓口で地名を書き示したり、ちょっとしたフレーズも書いたり通じました。


ぽち袋、トレカ
旅行先で知り合う人々や子供の心をお手軽につかんでくれます。
ポケモンやマリオがテッパンです。前回は妖怪ウォッチを持っていきましたが、反応はいまいちでした。

評価:○(次こそはポケモンを用意しよう!)

ロイヤルヨルダン航空搭乗中にシリアの姉妹にプレゼントしました。
妖怪ウォッチをみて「??」みたいな感じでしたが、絵のタッチはかわいいので、まぁいいか、みたいな。台北で何度か使いました。地下鉄の有人窓口で地名を書き示したり、ちょっとしたフレーズも書いたり通じました。


折り紙、折り紙の本
"ORIGAMI"は思いのほか強力なツールです。得意な方は何枚か持っていくことをお勧めします。

評価:◎(やっぱり最強グッズ)

今回もアフリカのロッジで人だかりができました。
唯一のアジア人ファミリーが欧米人たちとの集団と距離を縮めることができたのを実感できました。


まとめ

コロナが明けて以降、久しぶりに大きな旅行をしました。
スマホや電子機器などガシェットの進化、キャッシュレスをはじめとする社会インフラの変化など、認識をアップデートしていく必要性を感じました。

一方で某国の「ウザい国」の評判は評判通りでしたし、地方に行けば人の暖かさ、特にアフリカ内陸部で現地の人が私たちを見た反応は変わらず面白かったです。

次は家族4人で行くかどうかはわかりませんが、また行く機会があればアップしたいと思います。

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