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【第12日目】地球半周の子連れ旅行<ミニチュアワンダーランド・ハンブルク市内観光>

【前回のあらまし】

日本ではお目にかかれないロイヤルヨルダン航空と御存知ルフトハンザ航空を乗り継いで、ヨルダンからドイツに移動しました。
フランクフルトに向かう途中、シリアから来たという幼い姉妹とおしゃべりしたり、BTSを熱く語られたり(苦笑)
「ドイツに来たらビアガーデン!」と思っていましたが、ドイツに着いた途端、円安の洗礼におののき、夕食はバーガーキングになりました。

【第12日目の予定】 
午前:運河沿いで朝食&ミニチュアワンダーランド観光
午後:市内観光、ショッピング
19:56 ハンブルク アルトナ駅発 ナイトジェット40491便乗車


8時過ぎ、ホテルをチェックアウト。
チェックアウトと同時に、手荷物とスーツケースも預かってもらいました。

昨晩、フロントに掲げられていた手荷物預かりサービス「bounce」のQRコードからサイトにアクセスして、スーツケース×3、リュック×4と入力。
オンライン上で決済して、受付を済ませておりました。
合計28.75ユーロ(4,810円)
・・・まぁなかなかなお値段ですが、コインロッカーを探しに駅構内をさまようよりはマシ、と考えました。

ミニチュアワンダーランドに向かう前に朝食をとるべく、その手前の運河沿いに向かいます。

5人以内のグループが共に行動する場合に適用できるお得きっぷ
"Hamburg CARD Gruppen"の1日乗車券をバス停そばの売店で購入。
20.9ユーロ(3,500円)

家族旅行には大変ありがたいチケットです。
連節バスに15分ほど乗車

向かったのは、ミニチュアワンダーランド手前にあるカフェ"BARROSSA"。
ホテルでも一人12.9ユーロで朝食を提供してくれるのですが、どこででも食べられるような食事に8,000円前後使うのではなく、ハンブルクのローカルフードだというニシンの酢漬け(?)をはさんだサンドイッチを食べに行くことにしました。

おしゃれで気さくなカフェでした

お目当てのニシンサンドがありました。

私と妻はニシンサンド。
子どもたちはやはり(?)冒険したくなくて、ハムのホットサンド。
約2週間ぶりの生魚にテンションが上がります。

「酢漬け」だとばかり思っていましたが、酸味はなく一晩塩漬けにしたような塩味でした。厚みもありもっちりと柔らかく臭みもなし。
ハンブルクは魚が美味しいと聞いていましたが、納得です。
朝からおいしいものを頂きました。
お代も46.64ユーロ。ホテルで食べるよりも安く上がりました。

そして、いよいよミニチュアワンダーランドへ。

ゲートをくぐるといきなり作業工房の横を通ります。
バックオフィスもしっかり見せてくれる作りになっています。

ジオラマを見せる前に無数の消防車が。。。

そして"Where are you from?"のパネル。

♪こんにちは~こんにちは~世界の人が~。いっぱい来てはります
火星からはまだいらっしゃないようですw

最初に目に飛び込んできたのは、夜のサッカースタジアム。いきなりの細かさにそりゃもう圧倒です。
ちなみに、館内には人形26万体、木々13万本、LED38.5万個あるそうです。

しばらくすると夜が明けます。15分ごとに朝と夜が入れ替わるしくみです。

もちろん鉄道もいっぱい。


架空の空港もあります。私と妻は子どもそっちのけで見入ってましたw

朝焼けの風景
我らがANAも
アジア勢健在!
なぜか名古屋がw
格納庫にはベルーガがいました

そんな中でも一番人だかりができていたのが、最近公開されたというモナコグランプリのジオラマでした。

角田裕毅選手の車もちゃんとあります。

ヨーロッパ各所の風景や架空の街のジオラマの他、世界各国の風景のジオラマもありました。

南米リオデジャネイロの風景です

リオのカーニバルも圧巻の一言

一体何体おんねん

でも、よーく見るとこんなのも。

売人をとっ捕まえたところ?

こんなのも

レジスタンス?

こんなのも

!?!?

ちなみに2026年に「アジアセクション」というのが公開されるそうで、建築(?)中でした。

アジア・・・なのか?

運河の向かいにある棟にもジオラマがあり、

その連絡通路の足元にも鉄道が走っています。

オランダの風景
大量の金を載せた貨物列車が走り去っていきました
タイのメークロンかしら?

カフェテリアスタイルでのお昼ごはん。座席は車窓を模した席です。

あまりお腹が空いていなかったので、昼ごはんはフライドポテトとソーセージをつまむ程度。

ビールがジュースよりも安かった


食事後ももうちょっと見物。
だけど、本当にきりがない。
コトバを選ばすに記すと、この施設はバカの極致。そして只々尊敬、感服。「好き」を突き詰めたら人々の感激につながる。

ずっと居続けられる、というのが分かる気がします。

小ネタやブラックジョークもいたるところに・・・

しれっと白雪姫
バイクタクシーを利用するトナカイ
事件現場


14:30過ぎ、再訪を誓って施設を後にします。
ここからは申し訳程度のハンブルグ観光へ向かいます。
まず向かったのは、聖ニコライ教会の「跡地」。

第二次世界大戦の空襲で教会のほとんどが焼け落ちたものの、尖塔は比較的無傷で残ったとのこと。黒いのは当時のスス。

ハンブルクにおける原爆ドームのような存在

ここを訪れてしばらくすると、3時を知らせてくれました。


続いて訪ねたのはニベアの本店。聖ニコライ教会から15分程度歩きました。
せっかく1日乗車券を買ったのに、と思いましたが、バスを待つだけ時間の無駄ということで徒歩を選択。

お目当てはバラマキ土産に最適なハンドクリーム1ユーロ。
このサイズはこの本店限定だそうです。

お買い物のあとは、向かいにあったスタバで休憩。
どうせなら、と、コーヒーと紅茶(アールグレイ?)を掛け合わせた見たことないメニューをオーダーしました。

不味くはなかったけど、ハマりもしなかったかな
何かの建物だったのか、天井がやたら荘厳でした

さ、ホテルに戻りますか・・・と思っていたところ、娘が「ドイツのソーセージが食べたい」というので、予定変更。
ハンブルク中央駅にあるソーセージスタンドに立ち寄ることにしました。

バスヲタでもある息子はベンツ製の連節バスにもカメラを向けますw
日本でも各所に走ってる連節バスと同車種だそうです。

バスでハンブルク中央駅に到着。
お目当てのお店はつぶれてしまったとのことで、構内をテキトーに歩いておいしそうな店でホットドックを買いました。

ザ・ヨーロッパの駅

4本で20.7ユーロ。(3,466円)
ホームが見渡せるスペースで、立ち食い。
肉の脂と食べ応えと噛み応えは満点でした。

ソーセージはデカかったw

アルトナ駅に戻ってきました。
ナイトジェットの出発までは、あと2時間ちょっと。
妻は、ドイツではお馴染みのスーパー「REWE」とドラッグストア「DM」でバラマキ土産と「ドイツに駐在している奥様たちの定番土産」らしいスキンケア商品を買い求めに。
私は、ホテルのキッチンでスーツケースに最後まで残ったサトウのごはんとふりかけを使って夜食用のおにぎりを作りました。

「イオンとウェルシア、行ってくるわ」的な感じてす。

19時過ぎ。
ちょっと早いですけど、入線シーンも見たくて駅に来ました。

19:56発インスブルック行き。
これに乗ってミュンヘンに向かいます。
(続く)


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