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歯、されど歯
昨今のコロナ流行や時代の変化により健康意識の高い方が増えているように感じます。
健康のためにエクササイズを行ったり、食事に気を使ったり。
果たしてどれくらいの人が上記と同じ様に、歯の健康について考えているのでしょうか。
個人的な話になってしまい恐縮ですが、私には今年88歳になる祖母がいます。食べることが大好きで、特に今どきのもの(田舎で農家をしている祖母の食事は基本的に和食中心なので)だと更によく食べます。例えば、ハンバーガーやチャーハンもちろんジャンキーなお肉も好みます。
しかし、歯がほとんど残っていないので食べるのが本当に大変そうなのです。もちろん、義歯を装着しますが硬いものはなかなな食べられず。
「硬いから食べられない」そう言われることがよくあるのですが、その度に歯の大切さに気付かされるのです。
8020運動
これは多くの我々世代が一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。ぜひ「8020」を目指してください。
30年以上前から歯の健康について提唱されています。
当時は食べることが楽しみで長期にわたって美味しいものを食べ続けられる様にと読み取れます。
現在はどうでしょうか。
食べることは楽しみである一方、食べることは健康に直結するという健康志向の考えの方が強い様に感じます。
いずれにせよ、8020運動は今後も必要な目標であることは変わりありませんね!
今一度、健康を考える時に心身だけでなく歯の健康についても考えてみませんか?
この機会に私自身も日々の歯のケアや歯医者への定期検診の頻度について見直してみたいと思います。特に、妊婦なので歯のケアは入念に。。。
美味しく楽しく健康に丈夫な歯と共に歳を重ねていきたいですね!!!