移住体験をしに地方へ行って感じたこと 島根編 vol.2
ご挨拶
新年あけましておめでとうございます。昨年は毎月投稿をはじめ、たくさんの方に記事を読んでいただくことが出来ました。本年も宜しくお願い致します。
さて、2022年1記事目は昨年の島根移住体験の続きになります。前回の記事では、都会と地方の生活面の違いで感じたことをお話ししましたが、今回はビジネスについてお話しします。
ビジネス面で感じたこと
親戚の経営者の方に話を聞いたこと、行って感じたことをまとめた中で、共通したキーワードは「共有」でした。
体験や感情の共有はこのコロナ禍において、一時はかなり機会が減ったのではないでしょうか。友人と楽しく居酒屋で飲んだり、思いっきり遊んだり。一見不要不急に感じるこういったことも、実際になくなってみると、かなり生きづらく感じた人も多いのではないかと思います。それは、恐らく人と何かを「共有する」機会が減ったからではないかと考えます。人間は社会的な繋がりにおいて、さまざまな体験や感情を共有して幸福を感じるとされている論文もあります。
そんな中、今回の移住体験を通して一番感じたのは、地方において体験や感情を共有できる「場」の選択肢が少ないということです。テーマパークで夢のひとときを味わう、居酒屋で将来について語り合う、カフェでお互いの近況について話をする、買い物をする。こういった都会では手軽に楽しめていたことが、地方だと飲食店や娯楽施設が少ないことによって、選択肢が限られたりします。では、なぜ少ないのかというと、理由はシンプルでそこに住む人、訪れる人が少なく需要が限定的であるからです。
それを解決すべく国も地方創生を掲げ、総務省が「関係人口」を増やそうということで様々な取り組みをしています。
・関係人口
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/kankeijinkou.html
実際にその「場」まで行くことによって得られる体験・感情に価値を持たせ、どこにあっても行きたいと思ってもらえる「場所を創る」ことが大切だと感じました。だからこそ、そこにビジネスチャンスがあると私は思います。
私は、今は大阪という都会でサラリーマンをしている状態ですが、何年後かには(まだ計画中です。)、地方へ移住しそういった「場所創り」をされている方のプロモーションやコンサルティングを通してお手伝いしながら、自分でも魅力ある「場」をつくりたいなと思っている次第です。
2回にわたって、島根県に移住体験をして感じたことを記事にしましたが、いかがだったでしょうか。私自身も記事を執筆する中で、思考が整理され、どのようにこれから生きていきたいかを見つめ直すことが出来ました。
皆さんがどう感じられたかは分かりませんが、少しでも参考になれば幸いです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
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