#振り返り国際教養学部に入って気づいたこと①「間違えたっていい」

2021年9月26日 06:41

こんにちは、イギリス留学中のKazuです。
早稲田大学に在籍しながら、交換留学で2021年9月～6月までサセックス大学で勉強します。

留学までの1年半を早稲田大学国際教養学部で過ごしてみて、この学部に入って良かったなぁと思うこともあれば、イマイチかもなぁと思うこともあります。
今回は、入学して良かったことのひとつ「間違えたっていいと思えた」ことについて書いていきます。

・国際教養学部の受験を検討している高校生
・国際教養学部がどんなところか、正直ぴんと来ないという方
にぜひ読んでいただきたいです！

英語だらけの環境

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、国際教養学部ではほぼすべての授業が英語で行われます。それはつまり、教授が英語で説明し、英語のレジュメが配られ、英語でディスカッションをして、英語で期末テストを受けるということです。

私にとっては、この環境はかなり過酷でした。

私は留学経験ゼロ、海外経験といえば家族で行った3泊4日旅行くらい。

塾にも通ったことがなく、英語は中高の授業で学んだくらいです。

そのため大学の授業についていくために必死で勉強しました。

入学当初の勉強時間記録が残っていたのですが、毎日平均8時間くらい勉強していたみたいです。ひゃ～今じゃそんなにできない。当時は「授業を理解したい、置いていかれたくない」という気持ちだけで必死に勉強していました。

分からないことだらけ

英語だけの世界に放り込まれたので、当然授業中も分からないことだらけなわけです。

分からなさも多岐に渡って、
・教授が雑談でおすすめしていたレストランの名前、聞き取れなかった
という大したことないものから
・待って教授今誰かに意見を述べるように求めてるっぽいけど、もしかして私？！発音流暢すぎて自分の名前だって分からなかった！
というような致命的なものまでありました。

それでも、授業を取っている以上参加するほかはなかったので、分からないながらに必死でくらいついていました。

これまでにないくらい間違えた

分からないことだらけなので、当然間違えることもたくさんありました。ディスカッションで的外れな持論を展開したことなんて数えきれません。

それでも、私は必死なので正直「周りにどう思われているか」を気にする余裕がありませんでした。これが、逆に良かったんです。

それまでの自分、間違えるのが恥ずかしかった

国際教養学部に入学するまでの自分は、無意識レベルで間違えることを恐れ、恥じていました。学校教育の影響なんでしょうかね。×がつくことを極端に恐れていたのです。
小さい頃から比較的勉強が得意でいわゆる「優等生」だったのですが、その反面テストで間違えると必要以上に落ち込む性格でした。

そんな私が、大学生になって初めて、恥じらいを感じる余裕もないまま間違えまくるようになったわけです。

そして、気づいた。

「間違えることは、そんなに恥ずかしいことじゃないみたいだ」と。

この気づきは、本当に大きかったです。

間違えることへの恥じらいが取っ払われたことで、何か新しいアクションを起こすのが怖くなくなったのです。
と同時に、それまでの自分が怖がっていたのは、ただ自分が妄想で作り出した「間違えたら恥だ」というハードルのせいだったのだと理解しました。自分の思考回路が、自分の行動を狭めていたなんて。目からうろこでした。

その気づきを境に私は、「間違えてもまぁいいや～」と気楽に物事にチャレンジできるようになりました。

自分を縛り付けている固定観念って、強力に自分を制限するくせに自分ではなかなか気づけないものです。

国際教養学部に入ってようやく、私は「間違えるのは恥ずかしいことだ」という価値観から抜け出すことができました。「恥じらいに鈍感になった」「他人にどう思われるかを気にしすぎなくなった」とも言えます。

大学生のうちに間違えることに対する自らの価値観を更新することができたのは、とてもラッキーだったと思っています。その機会をくれた国際教養学部には感謝ですね。

今回は、私が国際教養学部に入って良かったと感じていることを紹介しました。ただ、もちろん良かったことばかりではなく「うーんイマイチかも」と思うことだってあります。

いち学生として、国際教養学部に対して思っていることを今後随時更新していけたらと思っていますのでお楽しみに。

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このnoteでは、
#留学準備#早稲田振り返り #留学記と題し、
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・早稲田や国際教養学部に関心がある受験生
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