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あなたがいつもやっていることに英語を掛け複業を生み出す考え方
日本人にとって英語は大変だからこそ、そこを抜けるとメリットだらけ
私は何度か、日本人には英語は大変で、必ずしも日本人がみな英語を学ぶ必要はない、というような記事を書いたことがあります。
https://note.com/kazu_tabi1212/n/nbaeeaa6dd3ac
この考えは今だに変わっていません。むしろ時間が経つにつれ、よりこの考えが強くなってきていますが、一方で、英語への興味が強かったり、海外文化が好きで、英語やその他の言語も学んでいるというような、言語向きの人たちも確実にいることも実感しています。
一度やってみることは大切です。幸か不幸か、学校に通うならば小中高ではほぼ英語は授業があるので、そこで英語を学んでみて、興味が持てればやればいいし、やってみてダメだったなら、もうやらなくていいのです。
英語を学ぶ場合、完全に複業向きであると言えます。世界を旅したり、ほかにも例えば空手や書道などの日本固有の文化を海外に広めたいという場合に、世界共通語としての英語はその効力をおおいに発揮してくれます。
英語力アップ自体も、英語単品より、英語を使って〜がしたい!というモチベーションのほうが、英語力ははるかに伸びます。
日本人は英語ができません。みんな苦手です。おそらくTOEICスコア800という人でも、英語が得意?と聞かれたら、意外にも苦手、と答える人が多いのではないでしょうか。
そんな日本人が英語は得意だと言えるようになる効果的な方法があります。それは、英語を使ってお金を稼ぐことです。
これも他の記事で書いたことがありますが、英語でお金を稼ぐというは、留学すら超える超効果的な英語学習方法です。
例えば普通のアルバイトでも、英語を掛けることで時給が跳ね上がりますし、それは何もアメリカやオーストラリアに行かずとも、日本にいながら収入を1.5倍、2倍にすることもできるのです。
日本人の多くが英語が苦手だからこそ、あなたが英語を使いこなせればビジネスの1次審査を突破しているのです。あとは、そこに何かしらのスキルを組み合わせ、あなただけの確固たるブランドを構築していきましょう。
英語×ティーチング
私の場合がこれにあたります。自宅でマンツーマンレッスンをすることで
収入を得ています。
ちなみに対象は子供と学生を中心にしています。私は子供が好きで、自分が子供の頃から新しいゲームを考えたり、勉強が苦手な友達にどうすれば効果的に勉強を教えられるか、ということをずっと考えてきたので、英語のスキルだけでなく、自分の好きを仕事にできるということで、英語×好きなこと、という組み合わせを実現できています。
ティーチングは逆にあらゆる組み合わせが可能です。
・簿記 × ティーチング
・MOS(Microsoft Office Specialist) × ティーチング
・ヨガ × ティーチング
のように、自分の得意なことにティーチングを組み合わせることであらゆる分野のマネタイズが可能になります。
英語×ChatGPT活用ライティング
もう普段使いで、ChatGPTをはじめとするAIに慣れている人も多いと思います。
・あなたが英語を学んできた経験をブログにする
・海外メディアのニュースをChatGPTを使って要約→あなたの言葉でさらにわかりやすい言葉にしたり、あなた個人の意見を反映させ独自性のある記事を書く
など、AIがどんなに進化しても、ライティングは最終的に人の手を加えることで人間味のある記事ができあがります。
ChatGPTは便利ですが、どうしても味気のない文章になりがちです。プロンプトである程度は、あなたが意図する内容に仕上げることもできるでしょうが、やはり最終的にはあなたの感性と経験が文章を独自性のあるコンテンツにしてくれるでしょう。
英語 × 観光
説明するまでもありませんが、今、日本はインバウンドであふれており働き手が不足しています。街歩きツアーで歴史や食文化を英語で伝える仕事などは収入も大きい ですし、直接観光ガイドをせずとも、ライティングやブログであなた個人がよく通っているお店などを英語で発信することでも、大きな収益源になります。
なぜ日本人はこんなに英語ができない?という悲しいニュースが外国のサイトで話題になっていたりしますが、そんな時こそあなたが観光や日本文化に詳しければブランディングをしていくチャンスだと言えます。
ちなみに私が外国人の友人をどこかに連れて行く際、意外に喜ばれるのは、カラオケだったりします。
日本人と一緒に英語の歌や日本の歌、アニメなどを歌うという体験は、日本人にとってあたり前でも、自国にカラオケの少ない外国人からすると貴重な体験です。
カラオケに行くと、受付をするときに、会員カードは?とか、登録されています?とか、面倒な手続きがありますよね?外国の方からすると、そのような一手間を解決してくれる日本人の存在はありがたいのですよね。
私がドイツでの留学中、イタリアに旅行しようとした時や、ケータイの契約をショップでやる時など、現地に住む友人の存在は非常にありがたいものでした。
観光というと、浅草寺の歴史を英語で語れたり、ツアコンの資格をもっていなくてはいけない、などハードルが高いように思えますが、最近は増え続けるインバウンドに対応できるように、資格を持っていなくともできる仕事の案件がたくさんあります。
まずは自分が日常でやっていることを英語でかんたんに教えてあげる、外国人が日本で手間と感じることを自分が代わりにやってあげる、くらいのところまでハードルを下げて仕事を小さい副業にすることからスタートです。
プロダクトアウトとマーケットインのハイブリッドで、英語力も複業力もアップさせる
プロダクトアウトとマーケットインという言葉をご存知でしょうか?
プロダクトアウト:
企業側の「作りたいもの」や「技術」を重視して商品やサービスを開発する考え方
マーケットイン:
市場や消費者のニーズを重視し、それに合った商品やサービスを開発する考え方。
副業(複業)で言えば、まずは自己分析を行い、自分の得意・不得意をあらい出して、ビジネスをはじめます。(プロダクトアウト)
実際にやってみてから、顧客にフィードバックをもらい改良していきます。
それでもうまくいかなければ、ほかのビジネスやほかのスキルの組み合わせを考えて、再度チャレンジです。(マーケットイン)
好きなことや得意なこと、夢があるのに会社をやめられない場合や、何かと完璧主義な人が、なかなか副業の一歩を踏み出せない場合は、まずはこのプロダクトアウトを意識すると良いかもしれません。
自分一人や少人数でビジネスをする場合は、特にプロダクトアウトの行動がしやすいと言えます。特にPC1台の在宅で仕事するなど、在庫をもたず、初期投資を極限まで抑えられるビジネスならなおさらです。
あなたが英語が得意なら、それにあらゆるスキルを組み合わせてブランドをつくりあげ、実際に行動してみることで、自分に何が合っているかがよくわかるでしょうし、5年、10年と試行錯誤をしていくと、おもわぬ方向に人生が好転していくこともあります。
英語力にそこまでの自信がない方でも、まずは英語力を高めるという努力のみに徹する!と決めつけずに、そこそこの英語力の段階で、すぐにスモールビジネスをはじめてしまいましょう。
顧客がつき、実際にアウトプットをはじめてみてから、必要な英語力が実感できるものです。顧客が付くから責任感が芽生え、自然と英語学習への熱も入るようになります。
運転が上手になるのは、教習所で授業を聞くことよりも、実際に運転して、道路に出て運転し、目的地を決めて、運転しながら道とハンドリング技術を身につけることです。(授業というインプットも最低限は必要でしょうが…)
副業(複業)も英語もとりあえずやってみるの精神でスタートさせて、そこから改良させていくようにしましょう。
将来、英語を学んできてよかった、と思える日がきっと来ます。