Replit Agentを実際に使ってみたので、色々とまとめてみた。登録方法や使い方についても解説!
はじめに
この記事では、いま話題のReplit Agentについて解説します。数日間実際にReplit Agentを使い、いくつかのサービスを作成してみました。その経験を踏まえ、Replit Agentの優れた点や特徴についても紹介します。 (前提として、Replit Agentの利用には月額25ドルの有料プランへの加入が必要です。)
結論として、「Replit Agent」は、これからスタートアップを立ち上げたい非エンジニアやビジネスパーソンはもちろん、エンジニアの方にも一度は試していただきたいサービスです。理由については後ほど詳しく解説します。
Replitとは
そもそもReplit(リプリット)とはどのようなサービスなのでしょうか。簡単に説明すると、Replitはブラウザ上で動作するオンライン統合開発環境(IDE)です。このReplitに新機能として「Replit Agent」が搭載されました。
Replit Agentとは
では、「Replit Agent」とはどのような機能なのでしょうか。これは、ユーザーがWebサービス開発を構築するのを支援するために設計されたAI搭載ツールです。簡単に言うと、自然言語による対話を通じて、ゼロからWebアプリケーションを作成できる機能を備えています。特に優れているのは、Webアプリの裏側の実装まで自動で行ってくれる点です。
同様のサービスとして、v0.devやBoltなどがありましたが、これらはフロントエンドの実装は支援してくれるものの、バックエンドの実装までは対応していませんでした。(もちろん、今後のアップデートでバックエンド実装も可能になるかもしれません。)
その他の特徴については、次のセクションで詳しく解説します。
Replit Agentの特徴
Replit Agentの特徴をざっくりとまとめると、以下の3点です。
自然言語による指示が可能
フロントエンドだけでなく、バックエンドの実装も対応
デプロイが可能
①自然言語による指示が可能
ChatGPTなどと同様に、自然言語で指示が可能です。そのため、プログラミング知識がなくても、日本語で指示を出すだけでWebアプリを作成できる仕組みになっています。
②フロントエンドだけではなく、バックエンドも実装可能
この点が、今回Replit Agentが話題になっている要因の一つと感じます。
バックエンドの実装が可能になることで、データベース(DB)が利用でき、ユーザー管理機能やデータをDBに保持するさまざまな機能が実現できます。また、Replit AgentではAPI連携もスムーズに行えます。対話の中でOpenAI API KEYなどを環境変数に保持してくれるため、外部サービスとの連携も容易です。
③デプロイが可能
さらに、クラウド環境へのデプロイも可能です。デプロイとは、アプリケーションをサーバー上に配置・展開し、誰でもWeb上から利用できる状態にすることを指します。
従来、サービスを作るためにはエンジニアがプログラミングやサーバー知識を持ってWebアプリ開発を行う必要がありました。しかし、今では非エンジニアでもアイデアさえあれば、自然言語での対話を通じてプロトタイプのサービス開発から公開までを実現できるようになっています。
Replit Agentで作成したサービス
今回、Replit Agentを使って、複数のサービス開発を行ってみました。3つほど紹介いたします。
①AI機能搭載 AIチューターサービス
私は10代の頃から「AI×教育」に興味があり、この分野を専門としています。そのため、真っ先にLLMを搭載したサービスのプロトタイプを作成してみました。
ここから先は
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?