私が考える障害のリスクについて
・障害のリスクについて
今回は障害で考えられるリスクとその対策について話していきます。
リスクを知ることで自分が不利な点を理解し自分なりに対策を考えることにも繋がると思うので是非参考にしていってください。
私が考える障害のリスク
・健康面
障害を持っているとどんな障害でも様々な合併症や人より病気になりやすいリスクを持っておりさらに重症化も考えられます。
重症化すると病院の行き来が多くなったり、症状が重くまともに生活が送れなくなってしまう可能性もあります。
最悪の場合その辛さに自ら命を絶ってしまう人も…
生活習慣の乱れが後々大きな病気になる可能性もあり、障害+新しい病気になってしまったらさらに大変になってしまいます。
健康面では新しい病気にかからないよう、細心の注意を払っていきましょう。
・金銭面
これに関してはいくつかのパターンがありますが今回は大体三つに分けていきます。
裕福だから平気、お金は何とかなる。
障害年金をもらっているのでかろうじて生活はできている。
障害年金も貰えておらず病気のせいでまともに就労ができずお金もない。
大体3パターンです。
1の人は今回言及しません。
2の人はうまく資格取得などでスキルアップして独立やいい役職を狙い、年収をあげていくのをお勧めします。
1、2はまたどこかの記事で詳しく話していきます!
今回の問題は3の人です。
今障害年金をもらえていない人、将来もらえないかもしれない人、これだけは本当に気を付けたほうがいいです。
とにかく今障害年金は分からないよという人は専門機関の相談に行ってください。
なぜこんなに強く言うのかというと障害年金があるだけで生活がかなり変わってくるからです。
等級によりますが貰える金額も決して安い金額ではないので分からない人は確認してみてください。
少し話を戻しますが障害年金を貰えず生活するとなると必然的に無理をする形になりやすく、現在も多くの障害者がこの問題に悩んでいる方が多いです。
障害年金の受給率も平均して低く、私が見ている方の中でも、本業+副業をやらざるを得ない人も見ています。
他にもフルタイムで肉体労働をして無理に働くと倒れたりしてしまう方もいました。そして病院代がかかりこの職業向いていないのかな?と考え→会社を離職→またブラック企業に入社→倒れるという繰り返しです。
そんなことを繰り返していると職歴は傷つき病院代で貯蓄は貯まらずという負のループ、働き損になってしまうことが多いです。
例え会社に残ったとしても入院などをすると有給がなくなり欠勤にもなりかねません。
そうなると会社からの評価が落ちボーナスが低くなったり、給与が削られたりして会社員の最大のメリットである安定すら脅かされてしまいます。
ちなみにこれ…私も経験しました。
フルタイムと残業もして必死に働いた一年分の貯金が入院でなくなり、ボーナスを減額されたときは「働く意味とは…」と本気で考えてしまいましたね…
他にも生涯の通院費だけで約1000万かかるとも言われています。
皆さんも自分の通院費を今一度計算してみることをオススメします。
・時間のロス
時は金なりなんて言われますが私は障害者になると時間的にも拘束時間が多く無駄だなぁと思うことが多くなりました。
基本的に障害者になるとやることが増えます。
例えば市役所に行くことが増えたり、病院に行くことも増えますね。
病院の場所、頻度、検査の種類等によっては時間的なロスもさらにかかってきてしまいます。
たかが病院行くだけじゃん!と思いますが体調不良などで入院や、症状の悪化などで通院の頻度が高くなることで時間的なロスが多くなってきます。
私の病院は大体5時間で終わりますがその5時間も単発バイトに行けば5000円は最低でも稼げます。仕事に行けばもっと稼げます。
歳を取れば体調不良の頻度も多くなってきます。私が知っている中では年に4.5回は入院し仕事の稼働時間が取れなくて金銭面的に苦しい人も存じ上げております。
時間は誰にでも平等と言われていますが障害は一生付き合うものなので時間も一生取られてしまいます。
なので時間が人よりなくなってしまうのはかなりのリスクだと私は考えています。
・総合的に見て
当たり前の結果になりますが障害者は健常者に比べて不利です。
さらに歳をとっていくとリスクはどんどん上がっていくのが何となくお分かりいただけたかと思います。
ただ私はこういった事を早期に知ることで対策はできると個人的には思っています。
しっかりと対策して少しでも障害に振り回されないよう自分で自分の人生をコントロールできるようにしていくのが重要な事だと私は考えています。
対策
・健康面での対策
健康面での対策は大体こんな感じです。
自分の病気を理解する。
規則正しい生活習慣を送る
感染症対策を行う
無理だけは絶対にしない
人によって障害は違うのでまずは自分の病気を理解しましょう。特に精神、発達などは自己理解が重要です。
自分ができないことを理解又は改善、無理ならそこは諦めるなど沢山トライ&エラーを繰り返していけば本当は自分は何が嫌なのか、何故これはできなかったのか、本当の意味で理解できるようになります。
メモなどにできない事を書いてそれを絶対やらないよう徹底するのもいい対策だと思います。
規則正しい生活も重要で、これは特に精神、身体の内部障害の方が気にした方がいいです。
当たり前ですが1日3食、夜更かしは避け睡眠時間は多く確保、風呂に入る、部屋を綺麗に整える、この全てかなり大事です。
この中でも特に睡眠時間は重要です。
多くの方が睡眠時間は大事と思っているのに、意外と睡眠時間を確保しない人が多いんですよね。
健常者の多くは夜更かししても次の日にはケロッとしていたりしますが障害者は違います。
体がだるくなったり、心にも知らないうちにダメージを負いそれが人より治るのが遅いのが特徴の一つだと私は思っています。
長々と書きましたが結論とにかく寝てください!夜しっかり寝て睡眠時間が足りない場合は昼寝でもいいのでしっかりと睡眠時間を確保しましょう!
そして無理だけは絶対にしないで下さい。
何となく無理だなぁ…と思ったら私の経験上では何となくその感は当たっていることが多かったです。
なので早めにどうするかしっかり考えてリスクがないようにうまく人生立ち回っていきましょう!
・金銭面での対策
専門的なスキルを身に着ける
長期的に働けるような職場につく
節約する
しっかりと人生計画を立てる
専門的なスキルを身に付けると食いっぱぐれなくなるのが大きいです。
資格取得などを早い段階で狙っていきましょう。後々かなり楽になったり新しいキャリアも考えることができるようになっていきます。
細く長く続けられる仕事をしましょう。
短期離職を繰り返しているとブラック企業に当たる確率が上がります。そして給与も上がらなくなるので気をつけましょう。
私は障害者の貧困の原因がここにあると思ってます。
長く続けられずお金が貯まらない給与が多く貰えない。会社の在籍年数が短く賞与も多く貰えない。こういったことが原因で労働意欲や隙間時間の確保、娯楽などが減少していき心身ともに辛くなってしまいます。
またこれも詳しく記事にしていきますね。
節約しましょう
現実的にこれが1番手っ取り早く一番楽にお金を作れます。
安定するまでローンはあまりせず月の支払いを少しでも減らしましょう。
仕事を沢山しても使ってしまうと意味がありません。
節約は想像以上に重要で貯金等に直結してくるので今一度見直してみるのをおすすめします。
人生計画を立てる
今後結婚、出産、マイホームの購入どこにどれぐらいお金が必要か計算しておきましょう。
意外と多いのが貯金はしてるけどどれぐらい使うか決めてない人が多いです。
大体でいいので決めておき、金額を把握しているとかなり違ってくると思います。
・時間の対策
時短家電を導入する
時間を無駄にしない
時短家電の導入は想像以上にオススメです。
何故なら買うだけで買ってない人と時間的に差ができるからです。
掃除をするにしても床掃除は自動掃除機がやってくれるし、食洗機も導入すれば皿を洗いながら別のことも同時進行でやることが可能です。
結果的に自分の時間が増えるので休憩や副業に時間を使うことが出来ます。
意外と馬鹿にできません。騙されたと思って是非導入を検討してみてください!
とにかく時間を無駄にしないで下さい。
ボクシングでレジェンドと言われているメイウェザー選手もこんな言葉を残しています。
普通の人でもこんなに時間が限られているのに、障害者は体調不良、通院、入院、市役所、様々なところで多くの時間が取られます。
先程も言ったように歳を重ねていくと障害のリスクも高くなりもっと時間が取られてしまうかもしれません。
今日が1番若い日!とどこかで聞いたようなフレーズですが今すぐ問題解決に取り組みましょう!
最後に
こんな長い文章をここまで見て頂き本当にありがとうございます!!
この記事を読んで少しでも役に立てて頂けたら幸いです。
今回の問題の具体的な対策方法も今後記事にしていこうと思っています!
そして次回の記事は障害者雇用について話していきたいと思います!
少しでもいいな、役に立った!などがありましたらスキやフォローして頂けると私のモチベに繋がるので宜しければお願いします!