悔し泣きの権利

部活に賭けていたあのころ
ボールを触る前に高校の周りを10週する
これがたまらなくつらかった

ある日、わき腹が痛くなって、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ歩いた
そのとき、あいつがかけた言葉

一瞬でも手抜いたら、最後の夏負けても泣く権利ないぞ

そんな言葉に縛られて
僕は今も生きている
そんな優しさに支えられ
あいつは今も一番の親友

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