Kazdonkai
日本史(近世~近代初期)を専門とする教員(予備校・中学・高校・大学)。研究者脳だけど教育者肌なので後者に向いがち。パソコンはPC88時代から。情報管理のため10年以上Wiki(XpWiki)を使って来ましたが、2020年からRoam→Obsidianに変更。
最近の記事
質的研究のためのリサーチ・アプリ活用法 Obsidianの思考 Ⅰ-2 PKM/PKGの歴史的推移とObsidian [後編]
つなげるということ前編では,俯瞰的に,社会的なレベルでのPKMの歴史的発展と意味をたどってきました。 後編では,情報工学的なレベル(技術的レベル)から,Obsidian などのPKMアプリが近年,どのような潮流の中で増加し,また,PKGへと進化を遂げつつあるのかを考えてみたいと思います。 さて,前半のnoteでは,PKMにとって関係性が重要であると述べました。 そして,この関係性こそは,前編の事例で示したようにObsidianにとって要になる機能です。 このことは,2
質的研究のためのリサーチ・アプリ活用法 Obsidianの思考 Ⅰ-2 PKM/PKGの歴史的推移とObsidian [前編]
このnoteは,Obsidian Advent Calender (2023.12.24) のnote でもあります。 そこで,オープニング画像もクリスマス仕様となっています。 はじめに2020年の5月にv0.5.0として限定公開され,2022年の10月にv1.0として正式リリースされたObsidianは,2023年12月現在,さらに進化を遂げつつあります。(正確なユーザー数は分かりませんが,最も人気のあるExcalidraw プラグインは140万を越えているので100万人