旅路の先に|散文
終わりはいつか来るもの
けれどそれが本当の終わりじゃないと
彼奴は言った
黄金の旅路はいつだって
目の前にある
終わりが来たら新たなスタートを切る
そうやって受け継がれてきた地図は
どんどん航路を広げていく
心配や不安 少しの恐怖と
沢山注がれた愛と優しさを胸に
今日君達はそれぞれの場所へと旅立った
戸惑いや迷いが生じたら
愛されている事を思い出して
黄金の血が君達の背中を押すから
「大丈夫。お前ならやれる」
そう言って優しく見守っている
受け継がれた優しさと強さ
受け継がれて行く愛
沢山の愛をありがとう
沢山の感動をありがとう
沈みがちな日々に
君達の勇姿に救われ
癒された
どうかいつまでも元気で
どうか幸せに…
ちっぽけな私の願いなんか届かないけど
小さく胸で呟いて
沢山の感謝を