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慣れてる事|散文
「何考えてるか分からない」
そう言われた事は親から始まった。
確かに私は気持ちを言葉にして、相手に伝える事が苦手。
私の言葉で伝わるか不安。
薄っぺらい言葉だと自分でも感じてしまうから、つい飲み込んでしまう。
元々社交的ではなく、一人の時間がないと駄目でストレスが溜まる。
自分の時間を邪魔される事は苦痛になる。
ここのところ、嫌な夢ばかり見る。
現実的で目が覚めても暫く覚えていて、それが不安の引き金になる。
夢だけど、私にはたかが夢、と片付けられない。
不安は膨らみ、落ち着かなくなる。
とにかく早く対処しないと、気ばかり急いてしまう。
こんな症状も、もう長いのに今日はかなり落ち込んだ。
自分は本当に駄目な人間だと痛感している。
誰かの支えになれる力も知恵もなく、ましてやアドバイスなんて出来ない。
私を本当に必要としている人は、誰も居ない事も薄々感じている。
体調も中々戻らず、来週には病院に予約をしてある。
憂鬱で、またしんどい思いをするだけの事も分かっている。
言われるであろう診断名も、大方検討がついている。
今は深く考えても仕方ない。
いずれはそういう時は来る。
私は少し早いのかもしれない。
ただそれだけの事。
ただそれだけの事。
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