自分の「いいとき」を定義しておく
こんにちは、かず(@kazu_1247)です。
今日は、池田貴将さんの『QUEST』を読んで学んだことをアウトプットします。
【目次】
・「得たい結果」をたしかめる
・感情と行動を切り離す
・自分のいいときを「定義づける」
・「得たい結果」をたしかめる
私たちが普段行ってるコトには「得たい結果」があります。
ランニングも、同僚とのランチも、参加予定のミーティングにも「得たい結果」があります。
なので、まずはそれを行う前に「その、得たい結果は何だろうか?」と確かめておくことが必要です。
ランニングをした後、ランチをした後、ミーティングをした後、自分は何を得ていたら、どういう状況なら満足なのか、理想的なのかを確認することは重要です。
そうすることで、無駄なことが省けるし、やり終えた後の満足度が上がります。
もし、いつものように惰性で何かをやっていることがあったら、そのコトの「得たい結果」を一度確認してみてはどうでしょうか。
「これが達成できればもうOKである。」ということを把握しておきましょう。
・感情と行動を切り離す
私たちの行動は感情に左右されやすいです。
例えば、不運なできごとがあった時、がっかりしたり、傷ついたりして、何か行動ができなくなってしまったり、逆に普段しないようことをしてしまうかもしれません。
ここで重要なのは、自分の外で起きたことと、自分の中にあるものを切り離すことです。
そういった望まないできごとに対して、著者は「反事実的条件文」というものを試してほしいといいます。
これは、「〜がなければ、〜だった」という文章です。
例えば、シャワーから熱湯が出てきたとき、「もし熱湯が出なければ、頭がぼんやりしたままだった。」となります。
電車の遅延で会議の開始時刻に遅れたとき、「もし電車が遅延しなかったら、心の準備不足のまま会議に臨むところだった。」となります。
つまり、自分で起こした失敗や損失については、「この失敗があったからこそ、こっちの変更が思いついた」という認識をするのです。
・自分の「いいとき」を定義する
健康、運、天候、出会う人など、私たちの周りにはコントロールできないものがたくさんあります。
だから「いいとき」と「悪いとき」があります。
自分の「いいとき」は、決めたことをどんどん行動に移せたりするでしょう。だからこそ自分の「悪いとき」にいる時にこそが重要です。
いかにそこから早く抜け出すための行動を取れるかが、結果に大きな差を生むからです。
ここで、著者は、すぐに「悪いとき」から抜け出せる人の共通点として「どうなれば『いいとき』だと言えるのか?」を理解していることをあげています。
また、充実感は「自分がなりたい理想の状態」があって、そこに向かうための行動を取っている時に生まれるといいます。
逆に、不満なことが気になってしまう人は、いくら不満を無くしても充実感が得られる訳ではなく、次々に別の不満に目を向ける傾向があるといいます。
なので、たとえ「悪いとき」でも、それを解消するという考え方ではなく、自分が満足できること・理想の状態に向かうという考えの方がいいのかもしれません。
今回はこれで以上です。
読み進めたらまたアウトプットしてきます。
Written by かず(@kazu_1247)