自己紹介です|はじめてのnote
みなさん初めまして。
「かずぱぱ」といいます。
こうして読んでいただけるのが嬉しくて、少しでも心に届くような文章を紡ぎたいと思いながら書いています。
僕の話を少しだけ聞いていただけたら幸いです。
僕は、以前はどこにでもいる中小企業ののサラリーマンでした。
特に「この仕事がしたい!」という強い気持ちがあったわけではなく、生活のためにとりあえず就いた営業職。
それなりに真面目に働いていましたが、心のどこかでモヤモヤしたものを抱えていました。
朝起きて、会社に行って、帰ってきて寝る。その繰り返しの中で、何のために頑張っているのか、自分でもよく分からないまま時間が過ぎていきました。
そんな僕の人生を一変させたのが、結婚と子供の誕生でした。
子供が生まれたとき、こんなにも愛おしい存在を授かることが出来るなんてと人生観が変わりました。
でも同時に、生活が一変しました。
育児は楽しいことばかりではありません。
妻と協力して全力で子育てをしていても、「やることが終わらない」「どこにも終わりが見えない」と感じることがしょっちゅうでした。
僕は当時、仕事の大きなストレスも重なり、だんだんと精神的に追い詰められていきました。
子供の笑顔は何よりの癒しでしたが、それでも家事や育児、仕事のバランスに悩み、「漠然とした絶望感」を感じていたんです。
夜になると考えごとばかりして眠れなくなることも増えていきました。
そんな中で、子供たちが僕に「絵を描いて」という事が多くありました。
おもちゃを広げた部屋で、子供たちが「パパ、これ描いて!」と手渡してきた画用紙。
そのリクエストに応えようと、子供の好きなキャラクターや、家族の似顔絵を描くために奮闘しました。
最初は何を描いても笑われたり、「違うよ!」とダメ出しをされたり。
でも、それが楽しかったんです。
何より、子供たちが真剣に「もっと描いて!」とせがんでくれる、僕が描いた絵を見て笑顔になる子供たちの姿が、何とも言えない幸せをくれたんです。
そこに自分の描き表現したものが伝わる喜びを感じました。
そんな僕には好きなことがありました。
それは読書です。
特に自己啓発本やスピリチュアルな本が好きで、仕事に悩んでいたころは
1年間で100冊以上読んだこともあります。
どうしたらもっと前向きになれるのか、どうしたら人生が変わるのか。
そんな答えを探しながら、片っ端から本を読み漁っていました。
でも、あるとき気づいたんです。
「読むだけじゃ人生は変わらない」ってことに。
本当に大切なのは、その中で学んだことを「行動」に移すことなんですね。
そこで試しに始めてみたのが「引き寄せの法則」です。
「思考が現実を作る」という言葉を信じて、ノートに自分の理想を書くことから始めました。
「自分も家族も笑顔で過ごせる毎日を送りたい」
「好きなことを仕事にしたい」
そんなことを夢中で書いていたら、不思議と胸の中に温かい気持ちが生まれてきたんです。
それはきっと、自分の本心に素直になれた瞬間だったのかもしれません。
物語を読んでいると、目の前の現実が少しだけ柔らかくなり、新しい考え方や視点が得られる。
そんな感覚が好きで、忙しい中でも本だけは手放せませんでした。
あるとき、読んだ本の中に「アウトプットの大切さ」が書かれていて、ふと「自分も文章を書いてみたい」と思ったんです。
最初は、自分の日常のことを書き留めるだけでした。
「今日は子供がこんな面白いことを言った」
「夕食を一緒に作ったら意外に楽しかった」
ただそれだけのこと。
でも、文章を書くうちに、自分の中にあるモヤモヤが少しずつ言葉になって出てくる感覚がありました。
まるで、頭の中を整理するような時間でした。
そして、文章を書く楽しさを知っていく中で、ある目標が生まれました。
それは、「読んでくれる人が、少しでも幸せな気持ちになれるものを書きたい」ということです。
僕自身が本を読むことで救われたように、自分の言葉が誰かに届いて、ほんの少しでも心が軽くなるような、そんな文章を書いてみたいと思ったんです。
それからというもの、毎晩少しでも時間を取って、未来の自分がどうなっていたいかを想像するようにしました。
たとえば、子供たちと公園で笑いながら遊ぶ自分の姿や、文章を書くことを仕事にして、それを通して誰かの役に立っている自分の姿。
そんな映像を心の中で描いていると、不思議と「できるかもしれない」という気持ちが湧いてきました。
すると、小さな変化が現れ始めました。
まず、自分の思考が以前よりも前向きになったんです。
「どうせ無理だ」と思い込んでいたころの僕とは違い、「ひとまずやってみよう」という気持ちが少しずつ芽生えてきました。
そして、それが行動に繋がり、さらに少しずつ状況が良い方向へ動き出したんです。
ある日、思い切って自分の書いた文章を友人に見せたことがありました。
「これ、いいね」「もっと書いてみたら?」という言葉をもらい、それが僕には大きな励みになりました。
そんな小さな出来事の積み重ねが、やがて「自分も何かできるかもしれない」という確信へと変わっていったのです。
引き寄せの法則は、僕にとって魔法のようなものではありませんでした。
何かを願っただけで現実が一変するわけでもありません。
でも、そこには「自分の意識を変える力」がありました。
それまでは不安や後悔ばかりに囚われていた僕が、自分の心の中にある希望に意識を向けることで、行動を起こすきっかけをつかむことができたんです。
そして気づけば、僕の願いのいくつかが、少しずつ形になり始めていました。
家族との時間が以前よりも楽しくなり、育児の中に喜びを見つけられるようになったこと。
そして、文章を書くことで自分の気持ちを整理し、それを誰かに伝えることの楽しさを知ったこと。
こうした小さな変化が、やがて僕の人生を大きく動かしてくれました。
今では、引き寄せの法則を知ったことで得た体験を文章にして、誰かに伝えたいという気持ちでいっぱいです。
「僕にもできたんだから、きっと誰にでもできる」
そう思っています。
そして、読んでくださる方の心に少しでも勇気や希望を届けられたら、それが僕にとって何よりの幸せです。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
この自己紹介もまた、僕にとって「引き寄せた」大切なひとときです。
どうかあなたの毎日が、少しずつでも希望に向かって動き出しますように。
僕の言葉がそのきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。