うだつの上がらない私が、うだつの町並みへ
将来上げる為に、うだつの下見に行ってきました。
日本中に昔の町並みを残しているところはありますが、徳島県にも江戸時代の面影を残す美しい町並みがいくつか存在します。
その中でも有名なのが、徳島県美馬市脇町の「うだつの町並み」です。
うだつとは?
「うだつ」とは、防火壁の一種で、商家などが建物を防火するために設けたものです。しかし時代が進むにつれて、うだつの装飾が豪華になり、商家の繁栄や財力の象徴として扱われるようになりました。
徳島県うだつの町並み
徳島県には美馬市の脇町をはじめ、いくつかの地域にうだつの上がる町並みが見られます。これらの町並みは、江戸時代の商家が軒を連ねており、歴史的な建造物や伝統的な街並みが残されていることが特徴です。
駐車場は「道の駅 藍ランドうだつ」の駐車場を利用しますが、収容台数は大きくないので注意が必要です。
この日は晴れ時々曇り、時々雨という欲張りお天気。
写真を撮るたびに空模様が変わります。
ある意味贅沢?
昔の蔵を利用したお店等が数件あります。紅葉が少し残っていたので一緒に。
駐車場から歩いて、通りに入るとタイムスリップしたかのように一気に雰囲気が変わります。
井戸は落下防止の為網がされていましたが、手押しポンプからはちゃんと水が出ました。
うだつが本来の目的を果たすことなく、現代まで建物が残っているという事はとても素晴らしい事ですね。
そしてその古い建物に混ざって、いくつか普通の民家もありましたが、郵便受けを古風にする等、雰囲気を壊さないように、住まわれている方々も町を盛り上げるのに協力しているのが分かるのも良かったです。
また、毎年1月〜2月、3月頃まで華道家假屋崎省吾さんが、吉田家住宅を利用した華道展を行っています。
これから来られる方は、これに合わせて来るのも良いと思います。
私のようにまだうだつの上がっていない方も、既にうだつが上がっている方も、是非1度美馬市脇町の町並みへいかがですか?