読書10 「すぐやる習慣、はじめました」
作者の水江卓也さんは、「行動形成」のプロです。
207ページありますが、数時間で読むことができました。
人生を変えるには習慣が大切です。
しかし、習慣にするのは難しいと思ってしまいます。
この本はこれまで新たな習慣を取り入れようとチャレンジをしてきて、何度も挫折してきた人に向けた内容です。
まさに私のために書かれた本でした(笑)。
この本では、すぐやる習慣を手に入れる34のアクションプランが書かれています。
すべてを取り組むのは、私には無理なので、できそうなものをやってみようと思いました。
①やると決めたことができない
「なぜできなくなるのか?」
→目の前のことにしか、目がいかなくなるから。
【アクションプラン】
その先のなりたい自分を、具体的に描く。
→今の自分を信じるのではなく、未来の自分を信じる力を持つこと。
今はできていなくても、未来の自分はできていると、思うようにする。
出来たときの自分にドキドキすると、「やりたい」が勝つようになる。
②スマホの通知をすべて削除する。
習慣を実現するためには、日常のストレスを軽減することが大切。
人間の脳は、未完成のものがあると完成させたくてたまらなくなくなり、
ストレスを感じるので、積極的に消していくことが効果的です。
【アクションプラン】
決まった時間に、すべての通知を確認し消去していく
→ストレスを消して行くだけでなく、連絡の見落とし防止にもなる。
③今日はできたけど、明日は続かない……
→原因は次に続けようという気持ちになれないから
【アクションプラン】
あえて切りの悪いところで終わらせる
→次にやる楽しみや、動機づけになる。
行動が続かないのは、次にやりたいと思わないから。正確には「次に何をするかを決めていないから」面倒くさくなる。
次の仕事のはじめの1割を行って終わることで、翌日の仕事のイメージがわき、取り掛かりやすくなる。
④すぐにやろうと思うには、環境も重要
→部屋の状態は心の状態。
心の状態は、思考ともつながっている。
【アクションプラン】
部屋をきれいにして、大好きなものを1つか2つにしぼって飾る。
→好きなものに囲まれすぎると、部屋が散らかって見えてしまう。
一気に行わず、1日1ヶ所と決めて、次の楽しみを作り、片付けを習慣にする。
これらのことをまずやってみようと思います。
①は、習慣にはなっていませんが、勉強が進まないときに、1年後の自分が成功している姿を妄想して、モチベーションをなんとか上げています(笑)。
これが有効なら、思考の習慣に移行してみようと思えました。
②については、本当に出来ていなくて、私のスマホアプリはいつも、通知の数字であふれています。
決して見ていないのではなくて、通知を消せていないのです。
この通知が溜まっているのが、ストレスというのは実感しているので、1つストレスを減らせそうです。
③は一番「なるほど!」と思いました。
これが習慣になったら、noteの連続投稿も問題なくできることになります。
何度も挫折している、連続投稿1年が達成できている自分が見えてきました(笑)。
私のいるところは、すぐに散らかります。
あと、仕事に疲れ辞めたいと思っているときは、もれなく家の中が散らかっていました。
「部屋の状態は心の状態」
これは、名言だと一人で感心してしまいました。
今のアクションプランが習慣化出来たら、また違うアクションプランに挑戦しようと思えるのも、この本の内容が楽しみになっているのかもしれませんね。
面白い本と出会えました。