2024年10月19日「母の言葉」

　車で遠出をすると、よく話をする母娘です。

　母は自分が年寄り扱いをされると、機嫌が悪くなります(笑)。

　そんな母が最近老いを認めるような発言を言うようになりました。

　母は花の名前をよく知っているので、ドライブ中私はよく「あの花なに？」と母に質問することがあります。

　そんな質問をしたとき、なかなか花の名前が出てこなくて「最近言葉が出てこなくなったわ」と弱気な発言。

　しかし、それは年相応の物忘れですので仕方がないのですが、母としてはショックな様子でした。

　「別に忘れても支障のないことやから、そんなんわすれとき。私なんてそもそも知らんけど、陽気にいきてるしな」と、伝えると母は苦笑いで「そうか」と。

　また、ごみを捨てに行ってなかなか帰って来ないと思っていたら、「あそこの段差あるやろ。ちょっとぐるっと回るのめんどくさくて、飛んで降りたら転んでん。もういややわぁ。」と、血の滲んだ膝を見せてきました。
　
　なかなか大きい傷で、そんな傷に小さなカットバンを貼っていたので、大きいものを渡して貼りかえました。

　歩けているので骨に異常はないと思いますし、膝をついただけなので、頭も打っていないといました。

　大丈夫といいながら痛みはあるのか、こっそり保冷剤で冷やしていました。

　とりあえず、大きいカットバンを買って帰ります。