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読書4 「QED」高田崇史
私は日本史や神社仏閣が好きなんです。
そんな私がはまったのは、高田崇史さんのQEDです。
以降高田崇史さんの本を読んでいますが、やっぱりこのQEDシリーズが大好きです。
話しは歴史の史実と関係した事件が起き、薬剤師の崇とななの先輩後輩が、事件を解決するというミステリーです。
その歴史の部分が面白くて、学校で習ったことのある百人一首などが取り上げられているのですが、「そんなん知らんかった!」ということが、毎回あって勉強になります。
百人一首や六歌仙、竹取物語、鬼の城伝説、平将門、鶴岡八幡宮、出雲大社、伊勢神宮などなど、聞いたことがあっても、詳しくは知らないものが盛りだくさんでした。
もちろん小説で書かれている歴史は、諸説あるもののひとつなのかも知れませんが、そこはロマンですよね。
日本の古典や歴史なのに、こんなに知らない自分が恥ずかしくなりましたが、もっと知りたいと思えたことはよかったです。
勉強になるだけではなく、すごく魅力的な文章ですので、そこに行ってみたくなります。
また、この本を読んで始めて知った神社仏閣や場所もありました。
死ぬまでに行きたいところは、鬼伝説で登場した「吉備津神社」「吉備津彦神社」です。
そんなところが出来たのも、私には嬉しいことで、この作品に出会えてよかったです。
私の文章力では、本の良さが伝わらないのが悔しいですが、歴史好きの方にはおすすめです。