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【おすすめ読了本】イクサガミ 天・地

イクサガミ 天・地
著者:今村 翔吾
URL:https://amzn.to/45liC2e

▶あらすじ


明治11年、京都の天龍寺で「武技に優れた者」に「10万円を得る機会」
を約束する怪文書が出回り、292人の人々が集まった。

彼らに与えられたのは「蟲毒(こどく)」と呼ばれる「遊び」の
開始と七つの奇妙な掟。

彼らは点数を集めながら、東海道を辿って東京を目指すよう指示される。
木札は1枚につき1点で、点数を稼ぐ唯一の方法は「奪い合うこと」である。

剣客の嵯峨愁二郎は、12歳の少女・双葉を守りながら道を進むが、
強敵たちが立ちはだかる。

▶読みどころポイント


①「蟲毒(こどく)」主宰者の謎
まずこの「蟲毒(こどく)」の主催者がだれで、どのような目的があるかということです('ω')

このあたり、第2巻の天で徐々に明らかになってきますが、歴史上、皆さんも聞いたことがある(?)とある重要人物がフィクサーという話になってきます。

②個性的なキャラ


この小説には、個性的なキャラが多く登場します。

主人公の愁二郎、助けら一緒に旅する12歳の少女 双葉
同じく「蟲毒(こどく)」に参加する、愁二郎の5~6人の兄弟、
めちゃくちゃ強いお爺ちゃんや、ドイツの軍人、幕末の狂気の人斬りなど

幕末を終え、戦う場所を失った(?)剣客達が数多く登場します('ω')

前島密、西郷隆盛など幕末~明治維新の歴史上の人物とも
微妙に絡むので、歴史好きには、たまらない作品になっています。

③息をつく暇もないストーリー


個性的かつ、超剣豪たちのデスゲームのため、息つく暇がないストーリー展開も魅力の一つです。

時には手を組み、時には裏切り、昨日の友は今日の敵、逆もしかりという
感じで、先の展開が読めません(;゚Д゚)

ストーリー切替の速さも魅力的です('ω')

▶最後に


ツイッター(X)のフォロワーさん経由で読み始めましたが
読んでよかったです!

第3巻がまだ発売されておらず、続きが気になるところです!
早く発売しないかと待ちわびています('ω')


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