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【日記・京都下鴨便り】 祇園祭の毎日

0706 明日は七夕やけど

朝から雷雨予想の土曜日。
西山からの雨雲が、もうすぐ街の上まで、やって来ようとしている。

 その直前に、山鉾のちまきを持って親戚のおじさんが、きてくださった。

「毎年、ありがとうございます、感謝、感謝ですわ!!」と、お礼のお茶もお出しするのを忘れて、ちまきに見入ってしまう。

「六月から毎日ね、祇園さんの行事があって、
仕事にはなりませんわ、、。こやって、ちまきを配ってまわれるのも、今日だけですねん、、、、遅なってすんません、、」

満面の汗を拭がら、そういう顔は嬉しそう、
祇園祭はもともと、疫病退散のためのお清めから
始まったとはいうものの、山鉾巡業など、町衆の祭りとなり、京都洛内の人々は、一年に一度の
祇園祭のために働き、七月は祇園祭の行事だけに
"生きる" のだともきく。

京都洛内に住む人の、生き様を見る山鉾巡業は、さきまつりが17日、あとまつりが24日、
台風も、線状降水帯も、必ず逃げて行く、
真夏の日々が、もうすぐ、やってくる




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