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【日記・京都下鴨便り】夏越しの祓(はらえ)
0630(京都あるある話)水無月をいただいて、しばしキュウリさんとお別れ
6月も30日を迎え、今年も半分が終わってしまった。
昨年12月14日に怪我をして生まれて初めての手術に入院、40日間の入院生活から一年が始まった。能登半島の大地震、航空機衝突事故から始まった新年も、以降は大過なく、退院後の通院リハビリも5月に終わった。
両方の足の踵の骨の粉砕骨折などという怪我を、まさか今頃するなどとは思いもよらなかったのだけれど、日頃の信心のなさが、不慮の事故の因と改めて思う。
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6月30日というと夏越しの祓いで、和菓子、水無月をいただける。
今年は随分と前から、スーパーの店頭に並び始めて、すでにたくさんいただいてしまったので、当日は青豆の水無月をいただくことに。
そんな半年の大祓に、上賀茂神社までチャリで上る。
「毎月お祓いせんとあかんよ」、とは言われていたものの普通に歩くのもままならないことを言い訳に、半年を区切りの夏越しの祓となった。
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中門をくぐってすぐその前に、茅の輪くぐりがあって、左から右へ8の字に廻る。人形に名前を書き込んで、供養箱に入れる。
京都に住むようになって以来、八坂さんの氏子やったけれど、今は下鴨神社の氏子となり、氏神様参りも下鴨社を常としている。
去年の大祓は大賑わいの、八坂神社に行ったのだけれど、今日は賀茂族のルーツの賀茂別雷神社へ、
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一日過ぎて7月01日になったら、祇園祭の初日になる。
今は氏子ではなくなったかれど、これから一ヶ月間は八坂さんに義理だてして、きゅうりはご法度、洛内中京区民に戻った気分。
* 祇園祭は、元来祇園社の氏子の祭りで、町衆が中心になっての疫病防疫が目的の祭りだといわれています。氏子をはじめ洛内に住んでいる多くの人は七月一ヶ月間、きゅうりを食することを止めます。その理由は、キュウリを切った時の切った断面が、八坂神社の社紋に似ているからといわれていますが、体を冷やす夏野菜を多く食べるのを止めさせるため、ともいわれています。町中に、観光客相手の胡瓜の棒に口刺しになって売られていますけど。
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