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中学受験とハリー・ポッター
中学受験する親子向けの本の中のお勧めの本にハリー・ポッターが紹介されていた。
「受験に成功するお子さんは、ハリー・ポッター全巻読み終えることができている」と。
息子二人の受験が終わり、私も時間ができたので譲り受けていたハリー・ポッターにやっとたどり着いた。
そして、この三連休で無事、読み終えることができた。
ハリー・ポッターは、彼がホグワーツ校での7年間がそれぞれひとつの話として形成されている。
上下2巻セットの物もあり、全部で11冊ある大作だ。
人の名前が山ほど出てくるし、その人達がストーリーに密接に関わっていて、話をしっかり読まなければわからなくなる。
私も何度も誰かわからなくなり、読み直した。
また、話の伏線回収が多く、ほんとによく読んでいないとわからなくなる。
おまけにひとつの話の最後はだいたいハッピーエンドになるが、物語の最後の方は大きな戦いに向かってどっちかというと暗い話になる。最後の最後はハッピーだけど。
自分自身が物語の中に入って、ハリーやロン、ハーマイオニーと一緒に希望を捨てずに生きていく感じになる。
まあ、ほんとに面白い話だった。
アミューズメントパークができるのも無理はない。
そして、話の巧みさから、確かに中学受験に取り組むお子さんには、ぜひ、読破してほしい本だと思った。
逆に言えば、公立中高一貫校受験なら、ハリー・ポッター全巻読破できる力のあるお子さんなら、受験問題を読み進める基礎体力はあるということもできると思った。
公立中高一貫校対策は、まず、字の多さにアレルギーがないことでもあると思うので。
叡知学園の1次は11月だし、早い県もその頃受験だそうなので、その人達は、今からハリー・ポッターというわけにはいかないと思うけれど、ぜひ、小学生の間にチャレンジしてほしいな、と思った本。
私の年になっても充分に楽しめたので、大人の脳トレにもいいかもしれない。
もう一度最初からじっくり読み直し、その後は英語版や、映画に英語で挑戦したい。(家にあるけど挫折中)
そして、東京のハリー・ポッターミュージアムにいつか行きたい😊
No. 232