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とりあえず、準備

息子たちが、中学受験するかどうかは最終、彼らが決めること、なんだけど、とりあえず、準備はしておかなきゃいけないと思っている。

目標としている学校へ行けたあとの準備。

先日の学校見学で、生徒さん達が、パソコンを使いこなしていた。

2年生は、自分達の作ったパソコンの資料をプロジェクターで写して話し合いをしていたり、なんやらカタカナの言葉を使いこなして進め具合について話をしていたりした。

PowerPointで資料を作っていたし、校内のクラウドを使いこなしていた。

1年生も、パソコンを難なく使いこなしていて、聞いてみると、中学校になってからできるようになったとのこと。

あっという間に、それだけの力がついているということ。

受験に勝ち抜いたお子さん達とはいえ、持っている時間は、他の中学生と同じだけ。

彼らは、高校になったら全て英語で授業を受けるために、英語は他よりも負荷がかかっているはず。

ということは、小学校で身につけておくべき、基本的な力は絶対にきちんとつけておかなきゃいけないんじゃないか。

英語もできることなら、できる範囲で準備しておいた方がいいのではないのか。

入試問題は、学校で習ったことを応用してできる力が求められていて、それほど難しいとは思わなかった。(私立の問題と比べて)

けれど、それに甘んじることなく、基礎基本の力はしっかりとつけておいた方がいいと思った。

私は、私自身が、塾には行かず、進研ゼミをとってもらってはいたけれど、全然消化しなかった結果、単元が終わったときにある学校のテストはできたけれど、1年に1回くらいの実力テストは全くできない子どもだった。

それが大きな問題だと分かったのは、大学受験に全て落ちた時。浪人させてもらったけど、やっぱり、努力の方向がちゃんと分かってなくて、希望していた所には行けなかった。

だから、子ども達には、その場限りではなく、ちゃんとした学力をつけてほしいな、という願いを持っている。

そして、それは、そこの学校へ行けた時には、必須の力。

また、勉強に対して自立していることも大切。

寮生活って、子どもに任される部分が家よりも増えるはず。

その時に、どう生きるか。

今は、私に言われて勉強することが多いけど、それじゃダメだと思う。(宿題と15分の基礎勉強に関しては、「しなさい」と言うことはないけど、それ以上のことになると、声をかけている場面が多い)

自分で必要な力を考えて詰んでいけるようにならないと、しんどいだろうな。

中学校から寮生活って、すごい楽しそうだったけど、そのすごく素敵な環境を生かすも殺すも自分次第になってくると思うんだよな。

親は、子どもの力を信じて手放す勇気があるかどうかが試されるな。

最終、子どもらが決めることとして、行った後に、子どもらが自立してイキイキと生きていけることを目指して育てていくのみ。

受けても受けなくても、受かっても受からんでも、そこを目指していたら中学生になったら、ある程度自立してるはず。

学校見学させてもらって、生徒さん達と話をさせてもらって、親の立場で見えたこと、感じたこと、貴重だな。

No.17


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