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その時その時の最善を。

夫婦会議にて、夫から「次男くんを見ていると、ほとんど勉強していない。後2ヶ月は、次男くんの勉強を私がつきっきりで見た方がいいんじゃないか。」という提案があり、今週1週間、次男の勉強場所を変え、台所のテーブルにしてみました。

それまでは、私からは気配は感じるけれど、少し遠いところでやって、私は夕食準備に専念していました。

計画表を作って自分でできるように色々と工夫してきましたが、あまり定着せず。

日々の宿題で手一杯で、受験勉強までたどり着いていない現実がありました。

おまけに夜は、眠くなるのが早いので9時半には布団に入ります。

そんなわけで、6年生だけど、自分でやるのは手放して、近くで見ることにしました。

分かったことは、彼にとって宿題が多いこと。

何が宿題として出ているか把握していなかったので、宿題を改めて見ると、そりゃ、彼のペースでしていたら受験勉強までたどり着かないな、と分かりました。

そこで、一番時間がかかる漢字ドリルだけは、集中力の落ちる寝る前の時間に持っていって、あとは、先にやらせることにしました。

都会では、学校から出る宿題の量に苦情がくると聞いたことがありましたが、受験間際になってきて、その保護者さん達の気持ちも分かりました。ほんと、時間がない。

次なる問題は、彼が嫌いな勉強は、後回しにして、結局時間切れでしていないこと。

だから、宿題の次に、一番嫌いなひらがなの文章を漢字に書き直しながら写す作業から取り組ませることにしました。そして、終わりまでやりたくなる計算問題は、5分で切り上げさせることにしました。

そうすることで、やっと、今、一番やらなければならない作文と、適正問題の演習に時間を割けるように。

朝に、新聞の音読を。
気を抜いたらそれもすぐになくなります。

次々にすることを言ってたら、
「ぼくは、お母さんのロボットじゃない。」
と、切れられるし。

「じゃ、私は金輪際手伝わないから、好きにしたら?」
と言い返すと怒りながらも従っていましたが。

あと2ヶ月、自分でやれるように、ということは手放し、なりふり構わず実力を上げる方向になりました。

それでも、間に合うかどうかは未知数ですが、ほっておけば、受験前日に泣くことだけは見えていたので、仕方がない。

「時間を作る」って難しい。

課題だけ与えておけば、勝手にことが進んでいった長男くんの方が少数なんだろうな、と、思う。

次男くんのせいで、受験まで私の晩酌は週に1回、土曜日だけになりました。炭酸水で我慢の日々。

授乳中を思い出しつつ、長かった子育ても、今が佳境と思って、あと2ヶ月、がんばりまーす。

No. 179



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