超訳 言志四録
超訳 言志四録
佐藤一斎の「自分に火をつける」言葉
佐藤一斎という人物を今回初めて知りました。
実は、近代日本を作った人物のほとんどは、
一斎の弟子か孫弟子なのだそうです。
佐久間象山、
その弟子の勝海舟、
坂本龍馬、
吉田松陰、
小林虎三郎。
吉田松陰の弟子では、
高杉晋作、
木戸孝允、
伊藤博文、
山県有朋。
西郷隆盛も弟子ではないが、
言志四録をバイブルにしていたそうです。
幕末の志士や、政府高官が学んだ言志四録。
今後、じっくり読んでみたいと思います。
火がほしいなら、自分で火打ち石を打て。
人の熱に頼るな。
知行合一。学んだら即実行を。
古典は「今」役立てるために読め。日常生活や自分の経験に引きつけて読め。経験を整理するのが古典だ。
学問をすると性格がよくなる。
その原動力となるのが、志をたてることだ。
立志が学びの原動力になる。
人生はゲーム。
ずっと平坦なことはありえない。
神社で手を合わせる気持ちを思い出す。
今日一日を無駄にするな。
努力の時が一番美しい。
幼い子供が自転車に乗りたい、
と一生懸命なとき、
光り輝いて見える。
大人も同じ。
何かを成し遂げようと
努力している時が美しい。
自分の好きなことをつきつめればよい。
小さなことでよいので、
勝つ、成功する体験を積むこと。
小さな成功するまで続ければよいんだ。
自分の欠点を見える化する。
僕の欠点はこんな感じです。
・すぐ諦める。
・すぐ逃げる。
・できないことが怖くて取り掛かれない。
・拒絶が怖くて言えない(これはほぼ治った)
・よくよく考えずに準備をせずに物事にとりかかり始める。考えが浅い。脇が甘い。
・思いつくだけでなかなか実行しない
・自分でコントロールできないことで思い悩む
・ひとつのことが思い通りにならないと次に進めない
・他人の目を気にしすぎる
※欠点を修正するには?
・すぐ諦める。
→B案、C案を用意しておく。
・できないことが怖くて取り掛かれない。
・思いつくだけでなかなか実行しない
→小さくてもいいからとりかかる。
・拒絶が怖くて言えない(これはほぼ治った)
・よくよく考えずに準備をせずに物事にとりかかり始める。考えが浅い。
→取り掛かる前によく考えて準備する。
・自分でコントロールできないことで思い悩む
・ひとつのことが思い通りにならないと次に進めない
→・・・解決方法を考えないと。すぐには思いつかない。
・他人の目を気にしすぎる
→自分中心に生きる
逃げてはいけない。それは天命を放棄することだから。
何をするにもとことんにつめる。
自分の考えをとことん煮詰めて
それに従って物事に誠心誠意取り組めば、
必ず思い通りの結果になる。
もっといい方法はないか?
間違ったことをしていないか?
手を抜いていないか?
天地と一体となって生きる。
天と地の意思を組み、
助けを借りながら生きていく。
あなたにも必ず天命がある。
孔子だって、五十にして天命を知った。
慎独。周囲の目のない、独りの時こそ、
誰に見られても恥ずかしくない
完璧なふるまいを心がける。
立腰。腰を立てる。
日本人は腸が長いから、
腰を立てて腸を圧迫しないようにする。
姿勢が悪いと背骨が曲がるので、
骨髄の中の血液の流れが滞る。
通らない道理はない。
道理を踏み外しているから
うまくいかない。
欲というのは生きる力であり、
欲がなくなれば人間は死ぬ。
全ての命は天からの借り物。
勝手に捨ててはいけない。
仕事は一生と覚悟を決める
恥を知る。これが自己向上の出発点。
人生を明るく照らすものを持つ。
全ては、立派な人物になるために。
先延ばし癖は人生を空虚にする。
胸次虚明なれば、感応神速なり
心の中に余計な感情がなければ、
頭が働く。
私利私欲、邪なことがうずまいていると頭が働かない。
これ、自分だ。私利私欲にまみれている。
生き方を変えなくては、先はないと思います。
母体にいるときは、
母親のへそからへその緒を通して
栄養をもらう。
つまり丹田は
氣を蓄えるところ。
上半身は力を抜いて、
腰から下はぐっと力を入れる。
肛門をキュっと締める。
現世で何を言われようと、恐るに足らない。
労せずして儲けよう、
なんてケチな考え。
運や能力、才知など、
自分の持てるものを余すこと無く放出して初めて、
それが富や評価という形で入ってくる。
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